
このページでは「人狼ゲーム」のルールと流れをわかりやすく解説しています。
プレーヤーの人数
人狼ゲームは少なくとも7〜8人は欲しいです。
多すぎても大変ですが目安としては10人前後いれば楽しめます。
人狼ゲームをより遊びやすく簡単にした「ワンナイト人狼」というものもあります。詳しくはこちらのページ(【1日】ワンナイト人狼のルールと流れを解説【初心者でも遊びやすい】)をご覧ください。
人狼ゲームとは?

人狼ゲームは、「市民陣営」と「狼陣営」に分かれて遊ぶ騙し合いのゲームです。
市民陣営の勝利条件
「市民陣営」は誰が「狼」なのかは分かりません。
話し合いをしていく中で「狼」を見つけ出して追放すると勝利。

狼を見つけ出して市民陣営を勝利に導こう
狼陣営の勝利条件
「狼陣営」は、市民陣営のフリをしながら生き残るのが目的。
「狼」の人数が「市民陣営」と同じまたはそれ以上になったら勝利。



市民陣営に紛れ込んで最後まで生き残るのだ
役職(特殊能力)がある人たち
単純に話し合いだけでは、なかなか「狼」を見つけることは難しいですよね。
そこで重要になってくるのが「役職」です。
(例)「占い師(預言者)」という役職
占い師は、特定の誰かを占うことができます。
占った人が「人狼」かどうかを知ることができます。
(例)「霊能者(霊媒師)」という役職
霊能者は、追放した人物が「人狼」かどうかを知ることができます。
このように特殊な力を持った人たちは、ヒントを与えることで自分の陣営が有利に働くように仕掛けていく必要があります。
役職の人数や種類は、人狼ゲームで遊ぶ人数やバランスによってバラバラです。ちなみに「占い師」や「霊能者」以外にも人狼陣営として狼の味方になる「狂人(裏切り者)」など沢山の役職が存在しています。


人狼ゲームの流れ


人狼ゲームは「昼のターン」と「夜のターン」を繰り返しながら遊びます。
それを踏まえた上で人狼ゲームの基本的な流れがこちら。
- 全員で話し合いが開始
- 自分たちの陣営に有利に働く情報を持っている人は情報の開示
- 今晩追放する人物を決める
- 多数決で決まった人物は追放される



なるべく味方である市民陣営の人間を追放しないようにせねば・・・



人狼陣営は上手く誘導して市民陣営側を追放するように仕向けるぞ
- 「狼」は今晩襲撃する人物を決めて襲撃する
- 「役職」のある人物達は夜にのみ力が使える



襲う人物は役職がある市民陣営や市民陣営側から支持を得ている人間を襲うなど時と状況に合わせて考えるのだ



市民陣営で役職のある人物はこの夜のターンも重要だ。市民陣営にとってプラスになる働きをしてほしい
これを永遠と繰り返していきます。
基本的に「昼のターン」で1人追放され、「夜のターン」で1人狼に襲撃されるので1日に2人ずつ減っていく計算になります。
先ほども紹介したとおり、「市民陣営」は昼のターンで狼を全員追放することで勝利することができます。逆に「狼陣営」は追放されないように立ち回り、夜のターンで「市民陣営」の数を減らしていき勝利を目指します。
リアルで人狼ゲームをするならゲームマスターが必要
人狼ゲームを円滑に進めていくには「ゲームマスター(司会者)」が必要です。
特に夜のターンでは、誰が狼なのか?何の役職なのか?が周りにバレてしまうので全員目を閉じるなどして工夫する必要があります。その際に進行役や案内役としてゲームマスターが必要になります。
人狼ゲームのアプリでは、代わりにコンピューターがゲームマスターの役割をしてくれるので必要ありませんが、リアルで人狼ゲームを遊ぶのであればゲームマスターは1人いてほしいところ。
ゲームマスターの役割(例:夜のターン)
- 人狼を呼んで誰を襲撃するのか聞く
- 占い師に誰を占うのか聞いてその人が人狼かどうかを教える
- 霊能者に追放した人物が人狼だったかどうかを教える
ゲームマスターは、人狼・全員の役職を把握することになるので顔に出さないように中立の立場で進行する必要があります。
人狼ゲームとは少し異なる「ワードウルフ」というゲームもあります。詳しくはこちら(【人狼】少数派を見つけ出せ!「ワードウルフ」のルールと流れを解説)をご覧ください。