auが10月1日からスタートする新料金プランを発表しました。
「2年契約の契約解除料1,000円」という新ルールに沿ったプランとなります。
正直・・・複雑と言いますか、お世辞にも「シンプル」とは言えないです。
auの新料金プランの特徴【2019年】
それぞれの料金プランの特徴を解説していきます。
auデータMAXプランPro:9,150円
- 月間のデータ容量に上限なし
- テザリングやデータシェアなどは毎月20GBまで
- 大容量のデータ通信を行うと制限がかかる場合もある
auデータMAXプラン Netflixパック:8,050円
- 月間のデータ容量はに上限なし
- テザリングやデータシェアなどは毎月2GBまで
- 大容量のデータ通信を行うと制限がかかる場合もある
- Netflixのベーシックプランがつく
auフラットプラン25 NetflixパックN(シンプル):7,320円
- 月間のデータ容量は、25GB
- Netflixのベーシックプランがつく
- ビデオパスの見放題プランもつく
auフラットプラン20N(シンプル):6,170円
- 月間のデータ容量は、20GB
auフラットプラン7プラスN:5,650円
- 月間のデータ容量は、7GB
- 「+メッセージ」「Instagram」「Twitter」「Facebook」がデータ消費なしで利用する事が可能
新auピタットプランN:3,150円〜
- データ使用量に応じて料金が変動する
- 1GBまで3,150円で利用可能
- 最大7GBの使用で、6,150円となる
auの新料金プラン:割引について【2019年】
次に、それぞれの割引について解説していきます。
2年契約Nについて
まず最初に「2年契約N」について理解しておく必要があります。
ソフトバンクは、2年契約を完全に廃止しましたがauは「2年契約」を残しています。ただし、新ルールに沿った「2年契約」を用意。
「2年契約N」を説明するとこのようになります。
- 基本使用料を毎月170円割引
- 契約解除料1,000円
「2年契約N」を適用すれば毎月170円安くなるというものです。そして今までなら2年契約の途中で解約した場合は、契約解除料として9,500円が発生しましたが、こちらは1,000円という事になります。
家族割プラスについて
同居家族で同じau回線を使っている人数に応じて割引が適用されるというもの。
2回線で500円の割引(一部1,000円)、3回線以上で1,000円の割引となります。
auスマートバリューについて
こちらは自宅にauひかりが通っているなど、電話やネットをまとめる事で毎月最大1,000円の割引が適用されるというものです。
ちなみに「auスマートバリュー」に加入していると、離れて暮らす家族(50歳以上)も家族割プラスによって割引が適用されます。
スマホ応援割プラスについて
適用されるプランがこちら。
- auデータMAXプランPro
- auデータMAXプランPro Netflixパック
- auフラットプラン25 NetflixパックN(シンプル)
このプランに加入した場合は、毎月1,000円の割引が6ヶ月間行われます。
注意点としては、6ヶ月間という部分です。

難しすぎて頭から煙が出そうだよ
条件を全て満たした料金がこちらになります
CMや広告などで今後大きく料金が表示される機会が増えると思いますが、この料金は全ての割引条件を満たした場合の料金となります。
また、一部のプランの料金は「申込みをした翌月から6ヶ月間」の料金となるのでそこも注意が必要です。
まとめ:基本は新auピタットプランNで良さそうです
毎月4GB以下の使用量なら新auピタットプランN
auの基本的なプランは、「新auピタットプランN」になります。
毎月4GB以下の使用量ならこちらでOKです。
ただし、定期的に毎月4GBを超えるのであれば「auフラットプラン7プラスN」の方がお得になるケースもあります。こちらは「毎月7GB+SNSのデータ消費なし」で5,650円となっています。
- 新auピタットプランNで5GB〜7GB使用:6,150円
- auフラットプラン7プラスNは7GB使用可能:5,650円
auフラットプラン20N(シンプル)の方がお得な場合も
「新auピタットプランN」で毎月7GBを使用して足りない事もあるという場合は、「auフラットプラン20N」の方がお得な場合も。
たった20円の差で、20GBまで利用可能となるのでこちらの方がお得です。
※ この20円の差は、通常料金の話となります。家族割で3回線を適用した場合は、520円の差となります。
ただし、毎月安定して7GB付近の使用量であれば先ほどの「auフラットプラン7プラスN」の方がお得。もう訳が分からない・・・となってしまうかもしれませんが。。。
様々なニーズに対応と考えれば確かにそうだが・・・
色んなプランを用意して選択肢を増やすというのは「様々なニーズに対応しています!」と言えば確かにそうです・・・が、分かりにくいですね。
割引額やパターンもそれぞれのプランでバラバラなので、「毎月どのくらいのデータ容量を使うのか?Netflixは見るのか?」で、まずはプランを絞って次に「au回線を使う家族はいるのか?割引はどれが適用されるのか?」を考えて少しずつ絞って考えた方が良さそうです。