お金を払ったんだからちゃんと自分のモノとして欲しい!という感覚は古くなってきたのかもしれません。毎月定額の料金を支払うからユーザーはサービスを受けられるというサブスクリプションがどんどん広がってきています。
モノを購入して所有する時代は終わりつつある【サブスクで満足できる】
お金を払ったんだからモノとして欲しいというのは、過去の話
今までの感覚は、「お金を払ったんだからモノとして手に入れたい」みたいな感じでした。お金を払うことで自分のモノになり、そのモノを棚に並べてニヤニヤするのも一興。
漫画などの本や映画やドラマのBlue-ray作品なんかは、棚に1から順番に綺麗に並んでいると美しいですよね。
モノとして提供されなくても満足できるようになってきた
例えば「本」は、もうほとんどKindle(電子書籍)で購入するようになりました。少し前までは「データを購入するのってなんか嫌だ・・・」と思っていたのですが、今はもう抵抗感がありません。
ドラマや映画も、毎月定額料金を支払ったら見放題の動画配信サービスを利用して楽しんでいます。お気に入りの作品が見つかっても、「Blue-rayディスクを購入したい!」とは思わなくなりました。
音楽も映画もどんどんサブスクの時代に
定額料金を支払う事でサービスを受けられる「サブスクリプション」は、どんどん広がっています。音楽もCDを購入せず「Spotify」や「AppleMusic」などで聴くのが当たり前になってきてますし、映画やドラマも購入したりレンタルするのではなく、動画配信サービスで配信されるのを待つ時代です。
皆少しずつモノを手に入れなくても満足するようになってきました。
サブスクのサービスはここまで広がっています
Amazonプライム会員や動画配信サービス、音楽配信サービス。この辺は耳にする機会も触れる機会も増えてきていると思います。
それ以外にもサブスクのサービスは、広がっています。
ファッション業界もサブスクを導入
ファッションアイテムのレンタルというと、着物だったりなど一時的に着る物というイメージですが、最近は普段着としての服やバッグなどもサブスクとしてサービスを開始しているところもあります。
- leeap(リープ)
:男性向け
エディスト:女性向け
- ラクサス
:ブランドバッグ
雑誌もサブスクで読める
決まった1つの雑誌を定期購読で読むというのはよくありますが、雑誌の読み方としていくつかの出版社から出ている雑誌をパラパラ流し読みしたいという人も多いはずです。
例えば「楽天マガジン」では、ファッション雑誌から女性向け雑誌、スポーツ雑誌からIT・デジタル系の雑誌など豊富なジャンルを提供しています。
- 楽天マガジン
:250誌以上が読み放題
ゲームも今後はサブスクの仲間入りになるはず
Googleは、クラウドゲーミング「STADIA」を発表しています。これはゲームをお店で購入して遊ぶ、ゲームをゲーム機にダウンロードして遊ぶのとは違い、全てクラウド側でコンテンツが完結しています。
つまり、ゲームを遊びたいユーザーはクラウドにアクセスをして遊ぶという仕組み。5Gの後押しもあってゲームを遊ぶスタイルも変わってきそうです。そして、最終的にはユーザーは毎月決まった料金を支払う事で配信されるゲームを遊ぶというのが当たり前になっていくのではないでしょうか。
紙の本ですら買ったら即売る時代
最近は本屋で購入した本をすぐにメルカリなどに出品する人もいます。新刊などを購入したらすぐに読んで7割〜9割くらいの価格で売るというやり方です。1,000円の本であれば800円くらいで売れば実質200円で読めたことになります。
これが良いのか悪いのかは別として、消費者側も手元に残さずサブスクに近い事を自らやり始めています。