格安SIMへ乗り換えを考えているユーザーに向けて書いた記事となります。
ここでは、au回線に対応したおすすめ格安SIM会社を紹介します。
- 現在auを契約していて、格安SIMに乗り換えてもau回線を使いたい
- 格安SIMでは、au回線を使おうと考えている
- 格安SIMでも電話番号を持ちたい
↑こういった人におすすめの記事となっています。
格安SIMについて解説
おすすめ格安SIMを紹介する前に、簡単に「格安SIMとは」を解説します。
格安SIMについてある程度知識がある人は読み飛ばしてもらっても構いません。
au回線に対応した格安SIMとは
格安SIMの会社は、ドコモ・au・ソフトバンクといったキャリアから回線を借りてユーザーに提供しています。つまり、格安SIMの会社によって扱っている回線が異なります。
au回線に対応した格安SIMという事はつまり、au回線を取り扱っている格安SIMという事になります。格安SIMでau回線を使いたいというユーザーは、au回線に対応した会社を選ぶようにしましょう。
SIMロック解除について:auユーザーもやっておくべきです
格安SIMで、au回線を利用する場合はauのSIMカードを使う事になります。
ドコモやソフトバンクで購入したスマホに、auのSIMカードを入れると他社のSIMカードなので認識してくれません。この状態を「SIMロック」と言います。
この状態を解決するには、SIMロックを解除する必要があります。
音声通話SIMとは:電話番号を持つユーザーが選ぶタイプのものです
格安SIMでは、基本的に2〜3種類のタイプのプランが用意されています。
格安SIMに乗り換えても電話番号を引き継ぎたい人や、自分の電話番号を持ちたいという人は「音声通話SIM」を選ぶようにしましょう。他社へ乗り換えをする際に、自分が今使っている電話番号を乗り換え先に引き継ぐ事をMNPと言います。
格安SIMの月々の支払いイメージ
格安SIMの毎月の料金は、基本的に「基本料金(データ容量)」で決まります。
電話番号を利用した通話に関しては、使った分だけ通話料が発生します。
電話は、「LINE」で済ませるというようなユーザーの場合は、基本料金だけを支払う形となります。通話をよく利用するという人は「かけ放題」などにオプションで加入する必要があるので「基本料金 + オプション代」という形になります。
格安SIMでスマホの端末を購入した場合は、端末代が発生します。自分が使っているスマホに格安SIMを入れて使う場合は端末代は、もちろん発生しません。
格安SIMに乗り換える時に必要なもの
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類(免許証など)
- メールアドレス(Gmailなど)
- MNP予約番号(電話番号を引き継ぐ人のみ)
格安SIMに乗り換えると、今まで使っていたキャリアのメールアドレス(@ezwebなど)が使えなくなるので、Googleが提供するGmailなどのアドレスを1つ作って持っておくと良いでしょう。
※ 乗り換える前の準備から乗り換えるまでの流れや手順については、こちらで書きました。詳しい事についてはこちらをどうぞ。
au回線が使えるおすすめの格安SIM会社を紹介します
au回線に対応しているおすすめ格安SIMがこちらです。
格安SIM会社 | 毎月の基本料金(3GBの場合) |
mineo(マイネオ) | 1,510円 |
IIJmio | 1,600円 |
LINEモバイル | 1,690円 |
BIGLOBEモバイル | 1,600円 |
UQモバイル | 1,680円〜2,980円 |
格安SIMへ乗り換えようとしているauユーザーはもちろん、格安SIMはau回線を利用したいと考えている人は、この中から選べばまず失敗はないでしょう。
それでは、それぞれどういった人におすすめかジャンル別に解説していきます。
シンプルな格安SIMが良いという人:「mineo」「IIJmio」
mineo(マイネオ):独自サービスが充実している
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公式サイト | mineo![]() |
最低利用期間 | なし(他社へMNPするなら12ヶ月) |
特徴 |
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mineoには、独自のサービスがあります。mineoユーザー同士で助け合いができるコミュニティも用意されており、分からない事などは聞いたりする事もできます。
そして、独自サービスの1つとして「フリータンク」という機能があります。これは、mineoユーザー同士でパケットをシェアできるというもの。その月にパケットが余ったユーザーはタンクに寄付する事ができ、パケットが足りないというユーザーはタンクから最大1GBまで引き出す事ができます。
IIJmio:複数SIMを使う人やファミリーにおすすめ
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公式サイト | |
最低利用期間 | なし(他社へMNPするなら12ヶ月) |
特徴 |
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IIJmioには、複数枚SIMで同一プラン内のデータをシェアする事ができます。
例えば、毎月12GBのプランに加入して2枚のSIMで分け合う使い方ができます。IIJmioは、au回線とドコモ回線に対応していますが別々の回線同士でもシェアが可能です。
12GBのプランの基本料金は、3,260円ですが2人で半分ずつ分け合えば6GBを実質約1,600円で利用する事ができます。au回線とドコモ回線の2回線に対応している事もあり、家族で乗り換えがしやすいです。
SNSや動画などをよく使ったり見たりする人:「LINEモバイル」「BIGLOBEモバイル」
LINEモバイル:SNSがデータ容量を消費せず利用可能
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公式サイト | LINEモバイル![]() |
最低利用期間 | 12ヶ月 |
特徴 |
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LINEモバイルは、格安SIMの中で唯一「LINE」アプリでID検索が可能となっています。普段、LINEのID検索を使っている人にもおすすめです。
LINEモバイルのプランには、それぞれデータフリーが採用されています。毎月3GB以上のプランでは、「LINE」「Instagram」「Twitter」「Facebook」が自動的にデータフリーとなります。SNSをよく利用するユーザーにもおすすめ。
BIGLOBEモバイル:オプション加入で豪華なデータフリー
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公式サイト | BIGLOBEモバイル![]() |
最低利用期間 | 12ヶ月 |
特徴 |
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BIGLOBEモバイルには、「シェアSIMカード」というのが別で販売されています。普段テザリングなどを使っている人は、容量の大きなプランに加入して別でシェアSIMカードを購入して端末に入れることでテザリングなしでデータ容量を分け合う事ができます。
また、家族で加入して小さな子どもにスマホを持たせたい場合、シェアSIMを渡して使わせるという方法も可能です。
そして、BIGLOBEモバイルといえば「エンタメフリー・オプション」でしょう。月額480円のプランですが、このプランに加入することで「YouTube」や「AbemaTV」といった動画サービスから、「Google Play Music」や「Apple Music」といった音楽配信サービスなど豪華なサービスがデータフリーの対象となります。
格安SIMでも速度を重視したいという人:「UQモバイル」
UQモバイル:auのサブブランドという事もあって安定して速い
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公式サイト | UQモバイル![]() |
最低利用期間 | 2年契約廃止 |
特徴 |
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UQモバイルはauのサブブランドです。格安SIMでも通信速度は譲れないという人におすすめです。ただしプランの作りは格安SIMというよりかは、キャリア(au)に近い作りとなっているのでやや複雑です。
UQモバイルのメインであるプランは「おしゃべり/ぴったりプラン」ですが、こちらは2年目から基本料金が+1,000円になる事、そして2年縛りとなっています。個人的におすすめしたいのは「データ高速+音声通話」というプラン。
「おしゃべり/ぴったりプラン」のように無料通話はついてきませんが、毎月3GBのプランで通話は使った分だけ支払います。基本料金も固定で1年縛りと格安SIMに近い作りのプランとなっています。
追記:9月12日
UQモバイルが新プランを10月1日から提供開始します。
こちらのプランでは、2年縛りが廃止されておりシンプルなプランとなっています。
詳しくはこちらをどうぞ。
格安SIM選びは、何を重視するかで変わります
au回線を扱うおすすめ格安SIMのまとめ
- mineo
:独自サービスが充実している
IIJmio:ファミリーにもおすすめ
- LINEモバイル
:SNSを使うユーザーにおすすめ
- BIGLOBEモバイル
:月額480円で豪華なデータフリーがある
- UQモバイル
:速度重視
格安SIMへ乗り換えるまでの流れをまとめておきます
- SIMロックを解除してMNP予約番号を発行する
- ネットから格安SIMを申し込む
- 自宅にSIMカードが届いたらスマホに入れて設定をする
- 回線が切り替わると自動的にauとは、解約される
※ 詳しい事についてはこちらをどうぞ。