キャリアメールとは？依存しすぎると他社へ乗り換えにくくなってしまう

この記事では「キャリアメールとは？」について解説していきます。

キャリアメールは便利ですが依存しすぎてしまうのは注意。
そんな話をしていきます。

キャリアメールとは？

キャリアとは「ドコモ」「au」「ソフトバンク」といった通信（携帯）会社のことを指します。

例えば、ドコモユーザーは「〜@docomo.ne.jp」というアドレスを作れますし、auユーザーであれば「〜@ezweb.ne.jp」や「@au.com」といったアドレスを作ることができます。

こういったアドレスを「キャリアメール」と呼びます。

キャリアメールのメリットは信頼性

キャリアメールの最大のメリットは「信頼性」です。

こういった理由でキャリアメールは信用されたメールアドレスとして扱われます。

具体例：キャリアメールの強み

不正送金を防止をするために「ワンタイム認証」を導入しており、ワンタイムキーの送信先として楽天銀行が推奨するメールアドレスの一覧表です。こちらの推奨度が高いところを見て頂くとキャリアメールがズラリと並んでいます。

セキュリティという面で考えるとキャリアメールは乗っ取られるリスクがほぼゼロに等しい。だから不正アクセスやワンタイムキーが盗まれるのを防ぐことができるという意味でキャリアメールが推奨されているのでしょう。

それでは次に「キャリアメール」のデメリットを見ていきましょう。

キャリアメールのデメリットはキャリアに依存すること

キャリアメールの最大のデメリットは、キャリアに依存することです。

つまり、キャリアメールに依存すればするほど他社へ乗り換えしにくい状況が生まれます。

他社へ乗り換えるときにアドレス変更が面倒くさい

何らかのサービスへ登録をするときやアカウントを作成するときにメールアドレスが必要な場合がありますよね。

そのときにキャリアメールで登録してしまうと、他社へ乗り換える前に登録したアドレスを変更する必要があります。

このメールアドレスの変更が面倒くさいです。
1つ2つくらいなら良いですが、大量のアカウントがある場合1つ1つ変更するのは時間がかかります。

この作業が面倒くさくて他社へ乗り換えていないという人もいるのではないでしょうか。

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キャリアメールは必要か？代わりに使うべきメールアドレス

先に結論から言うとキャリアメールは必要なくなってきています。

実際にドコモ・au・ソフトバンクからそれぞれ提供されているプラン「ahamo」「povo」「LINEMO」ではキャリアメールの提供がありません。

キャリアメールの需要が減ってきているのは事実ですし、今のキャリアメールにこだわればこだわるほど他社へ乗り換えしにくい環境を自分で作ってしまいます。

では、キャリアメールの代わりに何を使えば良いのか？
見ていきましょう。

おすすめのメールアドレス3社

一般的によく使われているメールアドレスは以下の3社。

これのどれかを使っていれば間違いありません。
ちなみに無料で誰でも作れるメールアドレスのことを「フリーメール」と呼びます。

もちろんこれらのメールアドレスはキャリアに依存していません。
どこと契約していても他社へ乗り換えてもずっと使えるメールアドレスです。

個人的におすすめしたいのは「Gmail」と「iCloudメール」です。

iCloudメールはフリーメールとは少し違う

「iCloudメール」をGmailやYahooメールと一括にしましたが、実際は少し異なります。

「iCloudメール」は、AppleのID（アカウント）と紐付いています。

Appleのアカウントには、ユーザーの情報やアプリの使用履歴など様々な情報が記録されています。

キャリアメールほど特定の個人に紐付いたものではありませんが、フリーメールほど誰でも気軽にいくつも作れるような仕様ではないため、iCloudメールはフリーメールとして扱われないことも多々あります。

先ほど紹介した楽天銀行の推奨メールアドレスの話に戻ると、「iCloudメール」は推奨度「中」に該当します。

まとめ