乗り換える気のないユーザーがスマホ代を安くする方法【光回線】
「2年契約の違約金が1,000円になったと言われても面倒くさいし別に乗り換える気はないから、なるべく月々のスマホ代を安くしたい」という人に向けて。
スマホ代を安くする方法として先に簡単にまとめるとこのようになります。
- 家族で加入する
- 自宅のネット回線も同じ会社に揃える
キャリア(ドコモ・au・softbank)目線で考えると、簡単にユーザーが乗り換えできない状況が好ましい訳です。つまり、家族で加入してもらって自宅のネット回線も同じ会社に揃えてほしいのです。その代わり割引をして安くします。という形です。
キャリアは他社に乗り換えしてほしくないから割引を用意してくれます。逆に、面倒だし乗り換える気はないというユーザーは、その割引を全て適用できる状況にすれば安くなるのでお互いWin-Winになります。
ここでは、キャリアのユーザー別に順番に解説していきます。
- ドコモユーザー
- auユーザー
- softbankユーザー
こういった順番で解説していくので、関係ない会社は読み飛ばしてもらって構いません。
ドコモユーザーなら「ドコモ光」
ドコモユーザーは、自宅のネット回線を「ドコモ光」にする事で「ドコモ光セット割」を適用する事ができます。毎月最大1,000円の割引が行われます。
ドコモで「ギガライト」を契約した場合
ギガライトの特徴はこのようになっています。
- 毎月のデータ容量は最大7GBまで
- データの使用量に応じて段階的に変動する
- 通常料金は、3,150円〜
例えば「ギガライト」で3GB以上5GB以下のデータ使用量だった場合は、このようになります。
通常料金 | 5,150円 |
2年契約 | – 170円 |
みんなドコモ割(3人) | – 1,000円 |
ドコモ光セット割 | – 1,000円 |
割引適用時 | 2,980円 |
ドコモの場合は、「2年契約(違約金1,000円)」か「dカードで支払い」をすると毎月170円の割引が行われます。そして家族3人(3回線)で加入し、自宅をドコモ光にすることで毎月最大2,170円の割引が適用されます。
ドコモ光セット割は、離れた家族も割引対象
「ギガホ」「ギガライト」に加入している離れた家族でも、割引の対象となります。
最大20回線までファミリー割引グループとして扱う事ができるので、離れて暮らすドコモユーザーの家族もお得になります。
まとめ:ドコモ光で毎月最大1,000円の割引
ドコモは、離れて住む家族も毎月最大1,000円の割引対象になるというのがポイントですね。3人家族+離れて住む家族2人の場合ですと全員にそれぞれ割引が適用されるのでトータルで最大5,000円の割引が毎月適用される形となります。
サイト | ドコモ光 |
月額料金 | 戸建:5,200円 |
集合住宅:4,000円 |
auユーザーなら「auひかり」
auユーザーは、自宅のネット回線を「auひかり」にする事で「auスマートバリュー」を適用する事ができます。毎月最大1,000円の割引が行われます。
auで「auフラットプラン7」を契約した場合
「auフラットプラン7」の特徴はこのようになっています。
- 毎月のデータ容量は、7GBまで
- TwitterやInstagramなどのSNSがデータ消費なし
- 通常料金は、5,650円
ここからどれだけ安くできるかをまとめるとこんな感じになります。
通常料金 | 5,650円 |
2年契約N | – 170円 |
家族割プラス(3人) | – 1,000円 |
auスマートバリュー | – 1,000円 |
割引適用時 | 3,480円 |
つまり、「2年契約(違約金1,000円)」をして、家族3人(3回線)でauに加入し自宅を「auひかり」の状態にする事で毎月2,170円の割引が適用されます。
「新auピタットプランN」の場合
こちらのプランの特徴は、このようになっています。
- 毎月のデータ容量は、最大7GBまで
- データ使用量に応じて段階的に料金が上がる
- 通常料金は、3,150円〜
「新auピタットプランN」の場合は、データの使用量が1GBを超えるとauスマートバリューによって500円の割引が適用されます。
例えば、「1GB以上4GB以下の使用量」の場合。
通常料金 | 4,650円 |
2年契約N | – 170円 |
家族割プラス(3人) | – 1,000円 |
auスマートバリュー | – 500円 |
割引適用時 | 2,980円 |
「2年契約(違約金1,000円)」をして、家族3人(3回線)でauに加入し自宅を「auひかり」の状態にする事で毎月1,670円の割引が適用されます。
まとめ:auひかりで毎月最大1,000円割引
auユーザーなら「auひかり」を自宅に通す事で、auスマートバリューによって毎月最大1,000円の割引が適用されます。
家族みんなでまとめて割引ではなく、家族1人ずつに割引が適用されるので、家族4人の場合ですとauスマートバリューだけで毎月4,000円の割引という事になります。
サイト | auひかり |
月額料金 | 戸建:3,500円〜 |
マンション:2,100円〜 |
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ソフトバンクユーザーなら「softbank光」
ソフトバンクユーザーは、自宅のネット回線を「ソフトバンク光」にする事で「おうち割光セット」を適用する事ができます。毎月最大1,000円の割引が行われます。
ソフトバンクの「ミニモンスター」を契約した場合
ミニモンスターとは、「基本プラン」+「データプランミニ」をセットにしたプランです。そんなデータプランミニの特徴はこのようになっています。
- 自分のデータ使用量によって段階的に料金が上がる
- 毎月最大50GBまで使用する事が可能
- 通常料金は、3,980円〜
ソフトバンクの場合は、割引が少しややこしいので解説します。
ミニモンスターで毎月2GB以上5GB以下のデータを使用した場合がこちら。
通常料金 | 7,480円 |
1年お得割 | – 1,000円 |
おうち割 光セット | – 1,000円 |
割引適用時 | 5,480円 |
ソフトバンクは、「2年契約」を完全に廃止したので違約金なども発生する事はありませんが割引もありません。「1年お得割」によって1年間は、5,480円で使用する事ができますが2年目からは6,480円という事になります。
家族で加入するなら「ウルトラギガモンスター+」がお得
ウルトラギガモンスター+は、「基本プラン」+「データプラン50GB」のセットにしたプランとなっています。毎月50GBもデータは必要ないよ!という人でもこちらの方がお得になる場合があります。
毎月2GB以上使って家族4人(4回線)で加入すればお得です。
通常料金 | 7,480円 |
みんな家族割+(4人) | – 2,000円 |
1年お得割 | – 1,000円 |
おうち割 光セット | – 1,000円 |
割引適用時 | 3,480円 |
先ほどと同じく「1年お得割」で1年間は3,480円で利用可能ですが、2年目からは4,480円という事になります。
「ウルトラギガモンスター+」の場合は家族割が用意されているので、毎月50GBなんてデータ容量はいらないという人でも毎月3GBや5GBを使っているくらいなら「ウルトラギタモンスター+」にした方が安くなります。
まとめ:softbank光で毎月1,000円の割引
自宅をsoftbank光にする事で毎月1,000円の割引がそれぞれに適用されるので、4人家族の場合は合計4,000円の割引が適用されます。
ソフトバンクでは家族4人(4回線)で加入すれば、みんな家族割+によって毎月2,000円の割引もあるので合計で、1人あたり3,000円お得に利用する事ができる計算となります。
サイト | ソフトバンク光 |
月額料金 | 戸建:5,200円 |
マンション:3,800円 |
おわり:他社へ乗り換える気がないのであれば全て揃えてしまった方が安く利用できます
定期的に他社へ乗り換えを考えている場合
この場合は、なるべくキャリアのサービスに依存しない生き方がベストです。
例えば、キャリアのメールアドレス(@docomoなど)を使って色んなサービスへ登録してしまうと乗り換えたらアドレスが使えなくなるので変更が面倒・・・という事や、自宅の回線なども全てキャリアのサービスで揃えてしまうと、乗り換えをする度に安くする為に全てを契約し直す必要が出てきます。
乗り換えをするつもりがないなら割引で安く使うのもアリ
新プランが登場する度に他社とのプランを比較してすぐに乗り換えをするという人ではなく、「面倒くさいしこのまま安く使わせて!」という人であれば、なるべく多くの割引を適用させて月々のスマホ代を安くした方がお得です。
例えばドコモのギガライトのようにあらゆる割引を全て適用できる条件にすれば、3GB以上5GB以下で月々2,980円は安いですよね。キャリアの品質で格安SIM顔負けの料金は素晴らしいと思います。
まとめ
ある意味自宅のネット回線をキャリアに合わせるというのは、2年契約と同じく「縛り」ですが、その分スマホ代を安くする事はできるので、乗り換える気のない人にとっては「縛り」はメリットになるわけですね。
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