スマホのGB(ギガ)とは何か違いを解説していきます【ギガが減る?】
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「スマホに沢山のGB(ギガ)があって意味が分からない・・・」という人や、そもそも意味を理解してなくて使っている人も多いはずです。
ここでは、3種類の「GB」について解説していきます。
- データ通信量の意味
- 保存容量の意味
- 処理速度(性能)の意味
それでは見ていきましょう。
※「その前にまずGBってなんだ?」という人に向けて解説しておきます。
スマホ:3種類の「GB」の違いを解説
①:データ通信量の意味
ネットや動画、アプリ、LINEのやり取りまで全てデータ通信が行われています。携帯会社で契約をする際は、「毎月5GBのプランに加入」という場合や「毎月使った分だけ支払うプランに加入」という形になっています。
データ通信量という意味での「ギガ」は、このような意味になります。
- 毎月5GBのプラン:毎月5GB分のデータ通信を高速で使える
- 毎月10GBのプラン:毎月10GB分のデータ通信を高速で使える
「ギガが減る」は、正しくはないが使いたい気持ちは分かる
よく「ギガが減る」という言い方をされますが、「ギガが減る」は違います。誰かと喋る時に使うのであれば、「通信量がやばい」が正しいかもしれません。やばいって言葉は便利ですね。
「データ通信量が減る」というのは、これはこれで伝わるニュアンスが少し違うのかな?という印象。それなら「今月の」を最初に付けないと成り立ちませんし・・・いちいち喋る時に面倒くさいと思うので「通信量やばい(足りない)」が無難。
②:端末の容量の意味【ストレージ・ROM】
アプリを入れたり写真や動画を撮ったりすれば、端末に保存されていきます。この保存容量の事を「GB」を使って表します。
例えば、iPhone XSの場合は、3種類の容量で販売されています。
- 64GB :64GB分の容量を端末に保存可能
- 128GB:128GB分の容量を端末に保存可能
- 256GB:256GB分の容量を端末に保存可能
※ スマホ端末のメーカーや店によって「容量」と記載するところもあれば「ストレージ」「ROM」と記載するところもありますが同じ意味になります。
③:端末のメモリの意味【RAM】
メモリとは、簡単に言えばどれだけ作業効率が良く動作できるかを指したものとなります。
端末のメモリのイメージはこんな感じです。
- iPhone 8 :2GB
- iPhone XS :4GB
- Google Pixel 3a:4GB
容量の話では64GBや128GBといった数字が出てきますが、メモリの場合は2019年の時点で基本的に2GB〜4GBです。
よくメモリの例えで出されるのが、「机」や「台所」です
机や台所は、広ければ広いほど作業しやすいですよね。逆に小さければ小さいほど同時に何かをする事ができません。
作業台が広ければさっき使ったモノをそのまま置いておいて別の場所で違う作業を行うことができますが、小さいと片付けたりする必要がでてきます。
機械も同じで作業台が広ければ「はいこれね!次はあれね!OK」という感じで動いてくれますが、狭いと「いや次から次へそんなに無理だよ。ちょっと待ってて」となってしまいます。
まとめ:GB(ギガ)で頭が混乱しないように
今回の3種類のGBをまとめるとこのようになります。
GB | データ通信量 | ネットを利用する為のもの |
容量(ストレージ・ROM) | 保存できる容量 | |
メモリ(RAM) | 作業スペース |
3つのうち1つの「データ通信量」に関しては、携帯会社(プラン)の話という事ですね。
残りの2つは、直接スマホの端末の話になります。
そしてこの2つが1番ごっちゃになりやすかったりします。
内蔵メモリという書き方もあります
内蔵メモリ | RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
こういう感じで端末のスペックを記載するパターンもあります。
「内臓メモリ」とだけ書かれていて「4GB / 64GB」と書かれる事もあります。慣れてくるとパッと見ただけで「RAMが4GBでROMが64GBか」と分かるようになってきます。
よくある間違い → 「え?4GBしかないの?俺っち64GBだぜ?」
RAMとROMがごちゃ混ぜになるパターンですね。
たまにニュースなどでも新発売の商品のROMとRAMが逆になっていたり、間違えていたりする事もあります。それくらい皆間違えてしまうんですね。
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