【実体験】iPadを初めて買う人にiPad miniをおすすめしない理由とは

2021年に新型の「iPad mini（第6世代）」が発売されました。

ホームボタンが廃止されたり、Apple Pencilの第2世代に対応するなど色々と進化しましたが、初めてiPadを購入するという人には「iPad mini」というモデルを僕はおすすめしません。

確かに小型で便利そうですが、iPad miniというモデルは少しクセがあります。

もし、「iPadを初めて買うけど何がおすすめ？」と聞かれれば「iPad（無印）」か「iPad Air」をおすすめします。

この記事では、iPad初心者になぜ「iPad mini」をおすすめしないのか？について書いていきます。

iPad初心者にminiをおすすめしない理由

なぜiPadを初めて購入する初心者の方には「iPad mini」をおすすめしないのか？

先に結論から言うと、スマホとの差を感じなくてすぐ使わなくなってしまうからです。

サイズが小さい = スマホとの境界線が薄れ使わなくなる

iPad miniは確かにサイズが小さく持ち運びにも適しています。

しかし、タブレットのサイズが小さいことは必ずしも良いとは限りません。

というのも、iPadを初めて購入する人にとってはiPadとスマホの使い分けが難しいと感じる可能性が高いです。

極論、スマホでもできることはiPadでもできますし、iPadでできることはスマホでもできるから。

サイズの小さいタブレットを使っているとよりスマホとの境界線が薄れ、徐々にスマホとの使い分けに面倒くさく感じ、最終的にはタブレットはポイッということがありえるわけです。

タブレットを使うときは画面サイズを求めるとき

これはあくまで持論ですが、スマホではなくタブレットをわざわざ使うときというのは9割近くの方は画面サイズを求めているときだと思います。

確かに小型のタブレットはスマートでかっこいいですが、いざ使うときにわざわざスマホと小さいタブレットを使い分ける必要性があるのか？と考えると微妙な点が多いのかなと思います。

僕が最初に買ったiPadはminiだった

僕が初めて購入したiPadは2013年発売の「iPad mini（第2世代）」でした。

ちなみに同じ時期にAndroidの小型タブレット「Nexus 7」も使っていました。

小型のタブレットを購入した理由は単純に小さい方が使いやすいと思ったからです。たったそれだけ。

当時使っていたiPhoneは4Sか5でディスプレイのサイズは4インチ前後。iPad miniのディスプレイは7.9インチ。

今考えるとスマホのディスプレイサイズはとても小さいので、iPad miniの7.9インチは大きく感じたはずですが結局使わなくなってしまいました。理由はスマホで十分だったから。

タブレットというのはスマホでもなければパソコンでもないという微妙な立ち位置です。微妙な立ち位置だからこそしっかりとスマホとの差別化を量るべきなのですが、わざわざちょっと画面が大きいくらいのタブレットとスマホの使い分けに面倒臭さを感じ使わなくなってしまいました。

スマホのサイズが大きくなった今、miniの価値が問われる

単純にインチの数字だけでは比較できませんが、スマホの画面サイズが大きい今の時代にわざわざ小型のタブレットを選ぶ理由は初心者の方にはないと思います。

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iPad miniはややクセのあるタブレット

ここまでずっとiPad miniの存在を否定しているような書き方をしてきましたが、もちろん「iPad mini」を使いたい理由がしっかりとある方や、今まで色々なiPadを使ってきてminiにたどり着いた方にとっては素晴らしいモデルだと思います。

あくまで初めてiPadを買うならminiは避けたほうが良いと個人的には思うという話。

冒頭でもお話しましたが、初めてiPadを買うなら僕は「無印」か「Air」をおすすめします。

iPadで何をしたいのか？にもよりますが、単純にネットサーフィンや動画の視聴程度であれば無印のiPad（第9世代）で十分です。10.2インチと画面のサイズも大きく価格も4万円以下で購入できるので。

iPadならではとしてApple Pencilを使ってイラストを描きたい、ノートとして使いたいといった場合であればiPad Air（第4世代）がおすすめです。

それでも「iPad mini」がほしいんだ！miniでiPadデビューしたいんだ！というのであれば無理には止めませんが、小型のタブレットというのはクセがあることも理解した上で購入しましょう。