【割引上限2万】Appleの型落ちiPhoneも安くならない世界【Android勝利?】
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割引額の上限は2万円までという話でしたが、型落ちに関しては上限がないといった情報でどこからが型落ちとして認められるのか?という事が一般の人からしたら分からない状況でした。
そして本日、東洋経済オンラインにこのような記事がありました。これは分かりやすいです。
端末の値引きの上限は、在庫端末や製造中止端末で緩和される例外が用意されている。最終調達日から24カ月が経過した在庫端末は、5割までの範囲で割引が可能となる。また、製造中止済みの端末は、最終調達日から12カ月経過で5割まで、24カ月経過で8割までの割引が許される。
そしてこれの何が問題かと言いますと、iPhoneの型落ちは割引の上限がなくなる事はなくAndroidの型落ちは割引の上限がなくなり安く売ることができるという事です。
割引されないiPhone VS 割引されたAndroid
iPhoneはご存知の通り1年に1回、最新機種が発売されます。
Androidの場合は、発売するサイクルが早く最新機種が1年に2回〜発売されますよね。
そしてiPhone(iOS)とAndroidではサポート期間の長さも異なっており、iPhoneはサポート期間が長い為、2〜3年前の型落ちiPhoneですら需要があります。
つまり、サポート期間が長いiPhoneでは型落ちとなったiPhoneにも需要があるため、製造が続けられ、その結果例え型落ちのiPhoneだったとしても割引の上限は2万円までになってしまうそうです。
- 10万円のAndroid → 製造中止 → 最終調達日から12ヶ月経過で5割引まで可能 → 24ヶ月で8割引まで可能
- 10万円のiPhone → 型落ちiPhoneにも需要があるので製造が続く → 型落ちの場合でも割引額の上限は2万円まで
※ これは結構すごいことですよね
iPhoneを支える日本はどう変化してくいのか
世界ではAndroidが主流ですが、日本でのiPhoneのシェア率は異常に高いです。
なぜここまで日本はiPhoneが人気かを考えますと以下のような事が考えられます。
- 日本人がガラケーからスマホへ乗り換える人が多かった時にAndroidの質がよくなかった
- 日本独自のスマホと通信料(プラン)をセットで売る際にiPhoneがプッシュされていた
- 親がiPhoneを使っていると自然と子供のスマホもiPhoneになる
- iPhoneユーザーが多いから自分もiPhoneにした
ただ、すでに日本でもAndroidがiPhoneのシェア率を上回ったようですし、今後割引されなくなる型落ちiPhoneでも売れていくのか気になるところです。
今までは高価な商品を2年で買い換える必要があった
そもそもの話をすれば、従来の日本の携帯会社のプランの仕組みを考えると2年使ったら端末を買い換えないと損をするように作られていました。
詳しい話は省きますが、2年で買い換えることを前提とした「実質負担額」という言い方をされた端末代と高めに設定された「通信料」でした。逆に言うと、同じ端末を使い続けている人は損をする仕組みでもあったんですよね。
何万円とするスマホを2年起きに買い替えているのが当たり前だった方が異常だったのかもしれません。そのおかげでスマホが売れていたのは確かでしょうけど。
今後は気軽に機種変更はできなさそうです
Androidユーザーの場合は、最新機種を追いかけるように機種変更すると今までのように安くキャリアから端末を購入する事は難しいかもしれませんが、型落ちを狙っていけば比較的安く手に入る事はできるという事ですね。
逆にiPhoneユーザーの場合は、型落ちしたiPhoneですら割引額が減ってしまう事を考えると今までのように気軽に機種変更とはいかなさそうですよね。その分サポート期間は長いですが。
今後発売されていくiPhoneが10万超えが当たり前になってくるとAndroidに乗り換えという人も増えていくのだろうか?今後の日本のスマホの売れ行き具合に注目ですね。
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