このページでは「人狼ゲーム」をより簡単に遊びやすくした「ワンナイト人狼」のルールと流れを解説していきます。人狼ゲームで遊んだことがない人や初心者の方でも遊びやすいのでおすすめです。
人狼ゲームとワンナイト人狼の違い
ゲームの参加者は少なくとも8人くらいは欲しい。そしてゲームを進めるためのゲームマスター（司会者）も1人必要。1度のゲームのプレイ時間が長い。
ゲームの参加者は最低3人から遊べる。ゲームマスター（司会者）もゲームに参加できる。人狼ゲームとは違い「1日」で勝負が決まる。
【関連】【初心者】人狼ゲームとは？ルールと流れをわかりやすく解説
市民「人狼ゲーム」は、昼のターンと夜のターンを繰り返して人狼を探し当てるが「ワンナイト人狼」は1日だけの短期決戦というわけだ
人狼最低3人から遊べるってのも遊びやすくて良いな
役職について
ゲーム開始前に「狩人」や「人狼」は何人いるのか？といった「役職」の人数を把握できる。
「役職」の内訳は把握できない。
「ワンナイト人狼」は、「役職」の内訳が決まっていません。ゲームが終わるまで「人狼」の数を把握することもできなければ、どの「役職」がいなかったのかを知ることができません。
ワンナイト人狼の役職
村人
村人の能力
- 市民陣営（人間サイド）
- 能力は持っていない
市民他の役職の人たちの意見や考察を元に村人目線で推理していく必要があるぞ
占い師
占い師の能力
- 市民陣営（人間サイド）
- 夜に1度だけ誰かの役職を知ることができる
- もしくは、余った役職を知ることができる
市民余った役職は全て見ることができる！余った役職を把握することで「人狼」の数やその他の役職についても考察ができるぞ
怪盗
怪盗の能力
- 市民陣営（人間サイド）
- 夜に1度だけ誰かの役職と交換することができる
- 交換された側の人は交換されたことがわからない
市民もし「人狼」と役職を交換してしまった場合は、人狼として立ち回る必要があるぞ
人狼逆に「人狼」を取られた奴は、取られたことに気付かないから「人狼」として立ち回る市民陣営（人間サイド）ってわけだ
人狼
人狼の能力
- 狼陣営（狼サイド）
人狼とにかく俺たちは追放されないように立ち回るだけだ
ワンナイト人狼の流れ
①｜役職をランダムで決める
このときは伏せた状態で配ります。
こちらも伏せて配置。
どの役職が余ったのかは不明。
こっそり自分のカードを見て役職を確認。
その後伏せて自分の前に置く。
市民ワンナイト人狼は必ず「占い師」や「人狼」がいるとは限らないってことだな
②｜夜のターン
ゲームの参加者全員目を閉じます。
司会者も目を閉じてください。
- 動作やカードの音を消すために全員で机を指や爪で叩き続けることが推奨されています。
司会者「人狼は起きてください」
人狼（仲間を確認）
司会者「人狼は眠ってください」
司会者「占い師は起きてください」
司会者「誰かの役職を確認するか、余った役職を確認してください」
占い師（どちらかの役職を確認）
司会者「占い師は眠ってください」
司会者「怪盗は起きてください」
司会者「誰かの役職と交換してください」
怪盗（誰かの役職と交換。交換後に役職を確認）
司会者「怪盗は眠ってください」
「怪盗」に関する注意点
- 「占い師」が占ったあとに「怪盗」が誰かの役職と交換することになるので、例えば「占い師」が「人狼」が誰かを知ることができたとしても、その後に「怪盗」が「人狼」と役職を交換している可能性もあります。
- 「人狼」が2人いる状況で「怪盗」が「人狼」と交換した場合、元「怪盗」の人は他に誰が「人狼」なのかを把握することはできません。
- 仲間の「人狼」も「怪盗」が「人狼」になったことを知ることはできません。
市民夜のターンも常に司会者は目を閉じたまま進行していくぞ
人狼夜のターンでは、なるべく音を立てないように気をつけやがれ！
「ワンナイト人狼」のカードを使って遊ぶ場合は、プレイマットなどを用意してその上にカードを置くのがおすすめです。カードをめくるときの音や置いたときの音などを消すことができるので。
ポチップ③｜人狼を追放するための会議がスタート
司会者「全員目を覚ましてください」
「人狼」を探すための会議が始まる。
市民夜のターンでわかった情報を公開しながら「人狼」を探し出そう
人狼「人狼」は、偽りの情報を公開するも良し、村人のフリをするのも良し。市民サイド側の情報を頼りに立ち回るぞ
④｜投票（多数決）
全員で一斉に指をさすなどして投票。
- 多数決の結果「人狼」を追放
- 「人狼」が2人いた場合でも1人を追放すれば勝利
- 同じ票数で分かれた場合でもその中に「人狼」がいれば勝利
- 多数決の結果「人間サイド」を追放
- 「人狼」は誰1人追放されていないければ勝利
議論のなかでゲームの参加者に「人狼」がいないと判断した場合は、全員投票を放棄という形になります。これで本当に「人狼」がいなければ人間サイドの勝利。「人狼」がいた場合は「人狼サイド」の勝利。
まとめ
- ワンナイト人狼は、1日で決着が付く人狼ゲーム
- 最低3人でゲームができるので遊びやすい
- 司会者もゲームに参加できる
- 人狼ゲーム初心者でも遊びやすい