
このページでは人狼ゲームとは少し異なる「ワードウルフ」について解説します。
人狼ゲームよりもルールや流れがわかりやすく、「役職」のようなものもないので遊びやすいのが特徴です。

ワードウルフのルールをわかりやすく解説

ワードウルフとは、異なる「ワード(お題)」を与えられた人狼(少数派)を探すゲームです。
ゲーム開始前に全員に同じ「ワード」が与えれます。
しかし、人狼はみんなとは違う「ワード」が与えられます。
この時点では誰が人狼かわかりませんし、人狼も自分が人狼とは知りません。
ゲームが開始すると「ワード」に沿ったテーマで話し合いが行われます。
話し合いのなかでズレた発言をしている人狼(少数派)を見つけ出すのがこのゲームの目的。

ワードウルフの面白いところは自分が人狼かどうかが分からないところだな



話し合いを進めていくうちに自分が人狼だと気付いたら上手く話を合わせて立ち回るんだ
市民(多数派)の勝利条件
- 自分たちとは異なる「ワード」を与えられた人狼を見つければ勝利
話し合いが終わると最後に投票が行われ「人狼」だと思う人物を指します。
最も票が集まった人物が人狼だった場合、市民(多数派)の勝利。



自分が多数派だと途中で気付いてもなるべく「ワード」を深堀りしすぎないことが大切だ!理由は人狼の勝利条件を見てくれ
人狼(少数派)の勝利条件
- 投票の結果、市民(多数派)に票が最も多く集まった場合
- 最多票が「人狼」でも市民の「ワード」を当てれば勝利
投票をして人狼とバレなければ勝利するのはもちろん、例え投票で人狼が負けたとしても市民に与えられた「ワード」を当てることができれば人狼の勝利となります。



市民たちの話を聞いていくなかで正解の「ワード」を推理していくことも勝利のためには重要になってくるぞ
ワードウルフの流れ
①|ゲームマスターが「ワード(お題)」を決める
ゲームマスター(司会)が、2つの「ワード(お題)」を決めます。
ワードの例
- そば(市民)
- うどん(人狼)
ここで重要になるのが「ワード」は基本的に近いものや対になるものにすること。
あまりにもワードに違いがありすぎるとゲームが成立しなくなるので注意。
②|全員に「ワード」が与えられる
ゲームの参加者全員に「ワード」が与えれます。
この時点では誰が市民か人狼かはわからないので、順番に1人ずつ「ワード」を与えるのが好ましい。



なるほど私のワードは「そば」か



「うどん」について喋るのか・・・
③|ゲーム開始(話し合いがスタート)
与えられたワードを元に話し合いが始まります。
自分は市民なのか人狼なのかはわからないので、探りつつ見極めていきましょう。
(例)「そば」と「うどん」の場合



好きな人は好きというイメージがあるなぁ



確かに。サッと食べるのにも適していて悪くない



温かいのが良い人と冷たいのが良い人で分かれるのでは?



私は温かいのが良いな
ここでもし、市民側が「大晦日に食べるイメージ」といった少し踏み込んだ発言をしてしまうと市民側からは賛同を得られますが人狼側が「自分は違うワードを与えられているのでは?」と気付かれたり、「そば」がワードであることがバレる可能性が出てきます。
④|投票
話し合いが終わると投票が行われます。
人狼だと思う人物に票を入れましょう。
(例)市民の勝利



投票の結果、人狼を見つけ出すことに成功しました



それでは人狼さん、市民(多数派)のワードをお答えください



・・・ラーメンか?



残念!正解は「そば」でした。市民(多数派)の勝利です



我々の勝利だ!
(例)人狼の勝利



投票の結果、人狼を見つけ出すことに失敗しました



くそっ!負けた・・・
(例)人狼の勝利



投票の結果、人狼を見つけ出すことに成功しました



それでは人狼さん、市民(多数派)のワードをお答えください



市民側の話を聞いて推理した結果「そば」だと思うぞ



正解です!人狼の勝利となります



しまった・・・人狼側にヒントを与えすぎた

