Prime ReadingとKindle Unlimitedの違いとは?メリットとデメリットを徹底解説
Prime ReadingとKindle Unlimitedって何が違うんだろう?
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
Amazonには、電子書籍「Kindle」の本が読み放題になるサービスが2つあるんですよね。
先に結論から言うと2つの違いは下記のとおり。
- Prime Readingは、プライム会員の特典の1つ
- Kindle Unlimitedは、Kindle本読み放題に特化したサービス
2つとも定額料金を支払うことで対象のKindle本が読み放題になるサービスですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
今回は、Prime ReadingとKindle Unlimitedの違いを比較しつつ、どちらがおすすめなのか?について解説していきます。
Prime ReadingとKindle Unlimitedの違いを比較
Prime ReadingとKindle Unlimitedの違いを比較していきます。
プライム・リーディング | キンドル・アンリミテッド | |
---|---|---|
月額料金 | 500円 (プライム会員) | 980円 |
読み放題 対象の本 | 数百冊 | 和書 12万冊以上 洋書 120万冊以上 |
所有可能な数 | 10冊 | 20冊 |
対象ユーザー | プライム会員 | Amazon会員なら 誰でも入会可能 |
無料期間 | 30日間 | 30日間 |
2つのサービスの違いをざっくりとまとめると、こんな感じです。
- Prime Readingは、月額500円のプライム会員の特典であり、数百冊が読み放題
- Kindle Unlimitedは、月額980円で数十万から数百万冊が読み放題
単純に読み放題対象の本の数で比較をすれば、Kindle Unlimitedの圧勝です。
しかし、Prime Readingはプライム会員の特典の1つということで、Prime Reading以外の部分にも様々な特典があります。
これらを踏まえて考えると、Prime ReadingとKindle Unlimitedは似ているようで仕組みが全然違うことがお分かり頂けたかと思います。
Kindle本が読み放題 = 購入ではないので注意
Prime ReadingもKindle Unlimitedも対象のKindle本が読み放題になりますが、読み放題 = 購入というわけではありません。
例えば下の画像で説明すると、読み放題対象の本の購入画面はこのようになります。
Kindle版・0円と記載されているため、0円で購入できると勘違いしてしまいますよね。
実際は、0円で本を読めるということであり、購入するということではありません。
仕組みはレンタルに近い
読み放題の仕組みは「レンタル」に近く、1度に所有できる本の数をオーバーした場合は、1冊手放す必要があります。
ちなみに2つのサービスには、所有できる本の上限に違いがあります。
Prime Reading | 10冊まで |
Kindle Unlimited | 20冊まで |
例えば、Prime Readingであれば10冊まで1度にレンタルが可能です。
すでに10冊所有している状態で、新たに0円で読みたい本があった場合は、10冊の中から1冊を選んで入れ替えるという形になります。
読み放題対象の本は入れ替わることをお忘れなく
読み放題の対象から外れた本を手放した場合は、再度0円で読むことはできません。
もう1度読みたくなった場合は「購入」するか「読み放題対象になるまで待つ」しかないので注意。
所有できる本の数に上限があるということは、何を手放すべきかを考えるということでもあるわけですね。
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Prime Readingのメリット・デメリットを解説
サービス名 | Prime Reading |
---|---|
月額料金 | 500円 (プライム会員の料金) |
読み放題対象本 | 約1,000冊 |
所有可能な数 | 10冊 |
対象ユーザー | プライム会員のみ |
無料体験 | 初回30日間無料 |
入会ページ | プライム会員 |
それでは、Prime Reading(プライム・リーディング)のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
Prime Readingのメリット
- 月額500円という安さ
- プライム会員として様々な特典を得られる
まずは何と言っても月額500円という安さ。
読み放題の本を1冊でも読めば元を取れてしまうレベルですよね。
そして、Prime Readingを利用するためにはプライム会員になるわけですが、このプライム会員の特典も豪華。
- 配送料が無料
- 最短翌日で届くお急ぎ便が無料
- プライム・ビデオで映画やドラマが見放題
- Amazon Musicで音楽が聴き放題
これらの特典を得ることができて月額500円というのがプライム会員の魅力です。
Prime Readingのデメリット
- 読み放題対象の本がやや物足りない
- プライム会員特典に魅力を感じなければ微妙
読み放題対象の本は、数百冊程度ということを考えると本好きには物足りない量。
読み放題対象の本は定期的に入れ替わりがあり、中には話題になった本などが対象になることもあるため、プライム会員の特典の1つと考えればお得。
ですが、プライム会員の特典に魅力を感じず、単純にPrime Readingだけを目的にプライム会員になるのであれば微妙です。
\初回30日間無料/
月額500円・年間4,900円
Kindle Unlimitedのメリット・デメリットを解説
サービス名 | Kindle Unlimited |
---|---|
月額料金 | 980円 |
読み放題対象本 | 和書 12万冊以上 洋書 120万冊以上 |
所有可能な数 | 20冊 |
対象ユーザー | 誰でも入会可能 |
無料体験 | 初回30日間無料 |
入会ページ | Kindle Unlimited |
次にKindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
Kindle Unlimitedのメリット
- 和書12万冊・洋書120万冊が読み放題
- Prime Readingよりも10冊多く本を所有できる
Kindle Unlimitedの魅力は、やはり読み放題対象の本の多さ。
月額980円という料金を見れば高く感じるかもしれませんが、毎月2〜3冊本を読むのであれば簡単に元を取ることができます。
また、Prime Readingは最大10冊までしか本を所有できないのに対し、Kindle Unlimitedは20冊まで所有することができるのも嬉しいポイント。
Kindle Unlimitedのデメリット
- 本を読まなければ損をする
- もう少し日本語の本を増やしてほしい
当たり前の話ですが、定額料金なので100冊読んだ人も1冊も読んでいない人も月額980円です。
もし継続して毎月本を読むわけではない・・・という方の場合は、1ヶ月更新なので本をたくさん読みたいときにKindle Unlimitedに加入して本を読みまくる。
そして、次回の更新日までに退会をするといった使い方もアリでしょう。
あとは、洋書が120万冊も読み放題なら日本語の本をもう少し増やしてほしいな・・・と思います。
\初回30日間無料/
月額980円で数百万冊が読み放題
Prime ReadingとKindle Unlimitedどっちがおすすめ?
結論、Prime ReadingとKindle Unlimitedどっちがおすすめかと聞かれたら下記のとおり。
- Prime Readingがおすすめの人
プライム会員に魅力を感じつつ、そこまで本をたくさん読まない人
- Kindle Unlimitedがおすすめの人
本をたくさん読みたい人(月に2〜3冊)は読むという人
Kindle本で読書以外にもAmazonで買い物をしたり、映画やドラマを観たい人はPrime Readingがおすすめ。
Amazonのサービスに興味はなくて単純にKindle本をたくさん読みたい方は、Kindle Unlimitedをおすすめします。