【USB PDとは】充電時間を短くするなら急速充電【わかりやすく解説】
モバイルバッテリーやUSBケーブルなど充電器関連の商品を見ているときに「PD対応」という表記を目にする機会がよくありませんか?この記事ではそんなPDについて解説していきます。
- USB PDとは?
- 急速充電をするための条件
そもそもPDなんて表記見たことがないよ!という人に向けて例を出すと下の画像のような感じ。
こちらはAmazonの商品ページです。
Ankerの急速充電器ですが、このように「PD対応」と書かれています。
このように充電器などにはPD対応と書かれた製品があります。PDの仕組みを理解しておけばあなたのスマホやタブレットなどの充電生活も大きく変わるかもしれません。
USB Power Delivery(PD)とは
USB PDとは「USB Power Delivery(パワー・デリバリー)」の略です。
USB PDは最大100Wの給電が可能となっており、これがどのくらい凄いのかと言いますと基本的にスマホを購入したときに付いてくる充電器は5Wとなっています。つまり単純計算で20倍のパワーで給電することができるので、充電スピードも早くなり、結果的に充電する時間が短くなるというわけです。
約20倍・・・すごいですよね
USB PDを使うには「全てPDに対応」している必要がある
USB PDを使って急速充電をするには、全ての製品がPDに対応している必要があります。
- 充電器・モバイルバッテリー
- USBケーブル
- 充電する端末(スマホなど)
USB PDに対応していない製品が1つでもあれば、急速充電をすることができません。
逆に言えばUSB PDで急速充電をしたいのであればPD対応製品を揃える必要があります。
USB PD対応製品かどうかの調べ方
基本的に製品の箱に「PD対応」という記載がされているので確認すれば分かります。
ネットで購入する場合。
例えば下の「Anker」の充電器を確認してみてください。
製品名やページに「PD対応」と書かれていればOK。
必ず確認してください。
USBケーブルは「USB Type-C」を使う
USB PDを利用するには必ずUSBケーブルは「Type-C」である必要があります。
USBケーブルには「Type-A」や「Type-B」といって端子の形が違うタイプがありますが、PDはType-Cのみ。
僕もiPhoneを充電するために片方がUSB-Cで、もう片方がLightning端子になっているケーブルを使っています
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【まとめ】充電時間を短くしたいなら「急速充電」がおすすめ
- 充電する時間を短くするならUSB Power Delivery(PD)
- PDは、最大100Wの給電が可能
- 急速充電をするためには、全て「PDに対応」したものを使う
USB PD対応製品を購入するときは、なるべく大手・有名なメーカーのものを購入するのがおすすめ。