iPadを買う前に知っておくべき「フルラミネーションディスプレイ」について解説
iPadを購入する際に重要なモデル選び。価格・性能・見た目がバラバラのiPadの中から自分に合ったモデルを選んで購入するわけですが、意外と知られていなくて忘れがちなのが「フルラミネーションディスプレイ」の有無。
特にiPad(無印)の購入を検討されている方は注意。フルラミネーションディスプレイについて理解した上で購入をおすすめします。
それでは、フルラミネーションディスプレイについて解説していきます。
フルラミネーションディスプレイとは?
簡単に説明すると、iPadのディスプレイは、センサーやカバーガラスなどが層のように重なった構造になっています。
この層が原因で、ディスプレイにペンで線を引くとペン先と線にズレが生じて見えます。イメージとしては、ディスプレイの上に透明のガラスを3枚ほど重ねて、ガラスの上から線を引くような感じ。層の厚みがある分、ペン先と線のズレが発生します。
フルラミネーションディスプレイでは、この層を一体化することで層と層との隙間を無くし、ペン先と線のズレを極力抑えることができます。
実際にフルラミネーションディスプレイに対応しているiPad Air(第4世代)にApple Pencil(第2世代)で線を引いたものがこちら。
紙にペンで線を引いたように、ペン先から線が出ているように見えませんか?これがフルラミネーションディスプレイの特徴です。
フルラミネーションディスプレイに対応しているモデル
iPadの4つのモデルのうち、フルラミネーションディスプレイに対応していないのがiPad(無印)。
その他のiPad Air・Pro・miniは、フルラミネーションディスプレイに対応しています。
もし、フルラミネーションディスプレイに魅力を感じたのであれば、対応しているモデルの中から選ぶ必要がありますし、魅力を感じなかったのであれば無印のiPadを購入の選択肢に入れるのもアリ。
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フルラミネーションディスプレイはどんな人に必要?
フルラミネーションディスプレイは、iPadでイラストを描きたい人にとってほぼ必須の機能。特に細かいイラストを描くとなると、ペン先と線のズレは小さければ小さいほど描きやすいのでフルラミネーションディスプレイは欲しいところ。
iPadをノート代わりに使いたい人も、フルラミネーションディスプレイに対応したiPadがおすすめ。もちろん無印のiPadでも慣れれば書けないこともないですが、iPadは長く使えるタブレットなので、長期利用を考えればフルラミネーションディスプレイ対応のものを買っておいて損はないでしょう。
逆にiPadでネットをしたり動画を見たり、ゲームをしたりする程度であればフルラミネーションディスプレイは不要。スペックもそこまで必要ないので無印のiPadでも十分です。
迷うんだったら最初からフルラミ対応のiPadにしておきましょう
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