【初心者向け】動画編集するならPremiere ProとFinal Cut Proどっちがおすすめ?
こんにちは、わいし(@yshi_blog)です。
動画編集をするときに重要になってくるのが編集ソフト。おそらくこの記事をご覧になっているということは、Premier Pro(プレミア・プロ)とFinal Cut Pro(ファイナルカット・プロ)で迷われている方が多いと思います。
僕は元々Final Cut Proを使っていましたが、現在はAdobeへ移行してPremier Proを使っています。
そこでこの記事では、動画編集を始めようとしている初心者の方に向けて動画編集をするならPremier ProとFinal Cut Proどっちが良いの?という点について書いていきたいと思います。
先に結論からいうとPremier Proがおすすめ!理由も解説していきます
Premier ProとFinal Cu Proの比較
Premier ProとFinal Cut Proをざっくりと比較するとこんな感じです。
Premier Pro | Final Cut Pro | |
---|---|---|
メーカー | Adobe | Apple |
価格 | 2,728円 | 36,800円 |
タイプ | サブスク | 買い切り |
対応OS | Windows Mac | Mac |
使いやすさ | 慣れが必要 | 初心者でも使いやすい |
1番の大きな違いは、AdobeのPremier Proはサブスクなので月額プランまたは年間プランに加入する必要があります。一方、Final Cut Proは買い切りなので1度購入すればずっと使うことができます。あとは、Final Cut ProはWindowsユーザーは使えないので注意してください。
初心者はFinal Cut Proが使いやすい
Final Cut Proの良いところは、初心者でもどこに何の機能があるのかを把握しやすく直感的に動かしやすい。動画編集をやったことがない初心者の方でも1時間ほど触っていれば基本の操作は覚えられると思います。
簡単な動画の編集(カット・テロップ入れ)をしたいのであればFinal Cut Proでも十分です。
編集でアニメーションやエフェクトを付けたり作ったりなど、凝った編集をしたい場合は「Motion」というアプリを別で購入することになります。MotionもFinal Cut Proと同じくAppleから提供されているアプリで、お互いのアプリには連携機能も備わっています。ちなみに6,000円しますが、こちらも買い切りです。
使いやすくて買い切りというのが良いですよね
おすすめポイント
- 使いやすくてすぐに動画編集ができる
- 買い切りなので1度購入すればずっと使える
- そこまで編集に力を入れるつもりはない人におすすめ
とにかくFinal Cut Proは直感的な操作がしやすく、初心者向けの動画編集ソフトです。動画がメインで編集はオマケのような動画作品であればFinal Cut Proで十分。買い切りなので金銭面でもお財布に優しいですね。
VLOGとかならFinal Cut Proでも十分おしゃれな作品を作れますよ
残念なポイント
- 高度な編集には不向き
- Premier Proなら簡単にサクッとできるのに・・・みたいなことがある
- 編集していると気づいたらかなりの容量を使っている
- 教材が少ない
Final Cut Proは使いやすいがゆえに高度な編集には不向きな側面もあります。Premier Proだと簡単にココを上手く編集できるのに、Final Cut Proだとできなかったり面倒くさかったりすることも。
あとは編集しているとFinal Cut Proの仕様なので仕方がないんですが無駄に容量を使っていることが多く、気づいたら容量を圧迫しているなんてことも。
教材の少なさに関しては、初心者向けの教材は沢山ありますが、より高みを目指すとなると教材が圧倒的に少ない。そんなに編集に力を入れたいならAdobeで良いじゃん・・・ってなっちゃうからかな。。。
Motionを買って上手く組み合わせれば編集の幅は広がりますけどね
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Premier ProというよりAdobeが強すぎる
Adobeには3つのプランがあり、Premier Proだけを使うのであれば「単体プラン」を選ぶことになります。が、Premier Proで動画編集をするのであれば「コンプリートプラン」を個人的にはおすすめします。
コンプリートプランとは?
Adobeが提供するソフトがすべて使い放題になるプラン。
Adobeの詳しいプランや料金についてはこちら(動画・画像編集ソフトで有名なAdobeってなに?料金・プラン・特徴を解説)で解説しているのでぜひご覧ください。
コンプリートプランは年間プランで約7万円しますが、Adobe公認スクールを活用することで約4万円で使うことができます。
1ヶ月あたり約3,000円でコンプリートプランを使える計算に
コンプリートプランをおすすめする理由
先ほどコンプリートプランを紹介しましたが、なぜコンプリートプランがおすすめなのか?と言いますと、動画編集に関するソフトが充実しているからです。つまりどういうことかと言うとこういうこと。
- 動画編集ソフト「Premier Pro」
- アニメーションやエフェクトなど動きを付ける「After Effects」
- サムネイル作成や画像の加工ソフト「Photoshop」
コンプリートプランならこれらのAdobeソフトを自由に使うことができます。
「基本的な動画編集はPremier Proでやって、エフェクトを付けたりオリジナルのテロップベースはAfter Effectsで作ろう。最後にサムネイルはPhotoshopを活用」なんて使い方ができるわけです。
Adobeで1から10まで全て完結できるのは魅力ですね
商用利用可能なフォントサービスがある
Adobeには「Adobe Fonts」というサービスがあります。Adobe Fontsには約2万種類・日本語フォントは500種類のフォントが提供されており、Adobeユーザーなら誰でも自由に使うことができます。
Adobe Fontsで提供されているフォントは商用利用も可能で使いやすく、質の高いものが揃っています。
フォントというのは動画編集をする上でとても重要です。フォントによって感情の表現ができますし、フォントを変化させることで視聴者側を飽きさせないという効果もあります。
そんなフォントを自分で探したり買ったりするのは結構面倒くさいんですよね。しかし!AdobeユーザーならAdobe Fontsで気軽にサクッと探して使うことができちゃうわけです。
動画で定番のフォントもあります!
まとめ
動画編集ソフトに正解はありませんが、Final Cut ProとPremier Proどっちかを選ぶなら僕はPremier Proをおすすめします。というより、Adobeのコンプリートプランがおすすめ。
もし、Final Cut ProとPremier Pro単体で使うならどっち?と聞かれればFinal Cut Proをおすすめします。おそらくそこまで編集に力を入れるつもりはないと思うので。買い切りですしね。
最終的には自分は動画編集にどれくらい力を入れるのか?で考えればOKです。ちなみに動画編集を仕事にしたいのであればAdobeを使っておいて損はないですよ!