新しいiPhoneにデータを移行する手順を解説【PC不要】
iPhoneを買い替えたら最初にやるべきことは「データ移行」ですよね。
昔はパソコンを使ってデータを移行させていましたが、数年前からクイックスタートという仕組みをAppleが作ってくれたおかげでパソコンなしで簡単にデータを移行できるようになりました。
ということで、iPhoneのデータを移行する方法と手順について解説していきます。
iPhoneのデータ移行をする前に準備すべきもの
- 今まで使ってきたiPhone
- データの移行先となる新しいiPhone
- Wi-Fi環境
iPhoneのデータを移行するためには、Wi-Fiの環境が必須です。
また、データ転送には10分〜30分(人によってはそれ以上)ほど時間がかかるため、iPhoneの充電は事前にしておくことをおすすめします。
【PC不要】iPhoneのデータを移行する手順
手順①:新しいiPhoneでクイックスタートの画面まで進める
新しいiPhoneの電源を入れたら、画面の指示に従って言語や国の設定を行います。ある程度進めていくと「クイックスタート」という画面になるので、ここまで進めたら一旦放置。
手順②:古いiPhoneの方でデータ転送の準備を始める
クイックスタートの状態になっているiPhoneの近くで、古いiPhoneの電源を入れると自動的に「新しいiPhoneを設定」というポップが表示されます。
「続ける」をタップすると、古いiPhoneではカメラが起動し、新しいiPhoneの画面には青いモヤがかかったような表示がされます。
この青いモヤを、古いiPhoneに表示されたカメラの枠に合わせます。上手くカメラで読み取れると、新しいiPhoneの方でパスコードの入力が求められるのでパスコードを入力。
パスコードは、古いiPhoneで使っていたロックを外すときなどに使っていたパスコードになります。
補足:ソフトウェアのアップデートが必要な場合
データ転送が始まる前に、新しいiPhoneの方でソフトウェアアップデートを求められる場合があります。この場合は、1度画面の指示に従ってアップデートを行ってください。
アップデートが完了すると自動的にiPhoneの再起動が始まり、初期の画面に戻るため、もう1度手順①からのやり直しとなります。
手順③:新しいiPhoneでデータ受け取りの準備を進める
新しいiPhoneの方で「Face ID」の登録を行います。ホームボタンを搭載したiPhoneの場合は、ここで「Touch ID」の登録を行います。
Face IDの登録が完了したら、iPhoneからのデータ転送を始めます。画面に表示されている予想転送時間を確認して「続ける」をタップ。
新しいiPhoneに設定を移行という画面になったら「続ける」をタップ。
この場面では、データ移行するためのアプリや設定をカスタマイズできますが、基本的にはすべてのデータを移行する方が多いと思いますので「続ける」をタップしておけばOK。
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ウォレットでカードなどを登録している方は、次の画面でカードのセキュリティ番号を求められます。後から設定することもできるので飛ばしても構いません。
画面に「自動的にiPhoneをアップデート」という画面になった人は、好きな方の設定を選んでください。個人的には「自動ダウンロードのみ」がおすすめ。
手順④:データの転送開始
iPhoneのデータ転送が始まったら、ただただひたすら待つ時間となります。転送するデータの容量やWi-Fi環境などによって転送にかかる時間は変わります。
データの転送が完了すると、古いiPhoneの画面には「転送が完了しました」と表示されます。新しいiPhoneの方は自動的に再起動が始まります。
古いiPhoneの方で「続ける」をタップすると、データの消去について問われますが、今はまだ消去する必要はないので「今はしない」をタップしておいてください。
手順⑤:データ転送完了
データの転送が完了後、新しいiPhoneの方では、自動的にアプリのダウンロードが始まります。
全てのアプリのダウンロードが完了したら、完全にデータの移行が完了したことになります。この瞬間から新しいiPhoneでの生活が始まるわけですね。お疲れ様でした。
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アプリによっては、データ移行後に1度新しいiPhoneの方でログインを求められる場合もあります。
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新しいiPhoneへのLINEのデータ移行方法
LINEのデータを移行するためには、古いiPhone側で設定を行い、その後新しいiPhone側でログインをするといった流れになります。
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今回紹介する手順では、LINEのアカウントはもちろん、過去のトークの履歴も全て新しいiPhoneに引き継ぐことができます。
古いiPhoneでの操作
LINEのアプリを開いたら右上にある歯車のアイコンをタップ。
バックアップ・引き継ぎの項目にある「アカウント引き継ぎ」をタップ。
アカウント引き継ぎの画面で「アカウントを引き継ぐ」のボタンをオンにします。
LINEのアカウント引き継ぎは、セキュリティの面から時間制限があります。この引き継ぎ設定を行う場合、36時間以内に行う必要があります。準備ができていれば「OK」をタップ。
新しいiPhoneでの操作
新しいiPhoneでLINEのアプリを開くと「おかえりなさい、◯◯!」という画面になります。そのまま「本人確認する」をタップ。
基本的にLINEに電話番号を登録している方がほとんどだと思うので「電話番号でログイン」をタップ。
LINEのパスワードを入力。パスワードが正しければそのままログインが完了し、LINEのデータ移行はこれで終了となります。
まとめ
今回は、新しく買ったiPhoneにデータを移行する手順について紹介しました。
Wi-Fi環境さえあれば簡単にデータを移行できるようになったのは便利ですね。ちょっと時間かかりますけど。
それでは、素敵なiPhoneライフを!
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