【レビュー】Apple Pencil(第2世代)を購入|第1世代から大きく進化!やっぱり純正のスタイラスペンは最強
iPadでイラストを描いたり、ノートのように使いたい人に必須アイテムなのがスタイラスペン。
様々なメーカーから多種多様なスタイラスペンが発売されていますが、今回紹介するのはApple純正のスタイラスペンであるApple Pencil。
Appleの純正品ということもあり、ペンの価格も高級品。一般的なスタイラスペンは2,000円〜3,000円ほどしますが、Apple Pencilは何と1万円超え。高い。高すぎる。
しかし、高いだけのことはあり、やはり純正品は素晴らしい。そこで、この記事では購入を迷っている方に少しでも参考になるように、Apple Pencilの素晴らしさを語っていきたい。
今回紹介するのは第2世代のApple Pencilになります。第1世代との違いについても解説していきます。
- iPad本体にくっつけるだけで充電が可能
- 筆圧・傾きの検知機能付き
- ダブルタップが便利
- 価格が高い
- 対応しているモデルが限られている
Apple Pencil(第2世代)の外観
製品名 | Apple Pencil |
---|---|
発売日 | 2018年10月30日 |
世代 | 第2世代 |
接続方法 | Bluetooth |
サイズ | 166mm × 8.9mm |
重量 | 20.7g |
Apple Pencilの箱をスッと上下にズラすと、Apple Pencil本体が。
中身はシンプルにペンだけ。
第2世代のApple Pencilは、iPad本体に直接くっつけることで充電することができるため、USBケーブルやLightning端子といった付属品はありません。
ちなみに第1世代では、交換用のペン先の芯が付いてきましたが、第2世代ではそちらもなし。これは残念。
Apple Pencil本体はこんな感じ。ペンは円柱型ですが、1面だけ平面になっており机に置いた時も転がりにくいデザインとなっています。
この平面になっている部分をiPad本体にマグネットでピタッとくっつけることで、ペン本体が充電できるようになっています。このデザインになったことで持ちにくくないの?と気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、全く気にならないので安心してください。
Apple Pencil(第2世代)をレビュー
第2世代のApple Pencilのココが良いというポイントがこちら。
充電はiPad本体にくっつけるだけ。これだけで買う価値がある
第2世代のApple Pencilは、iPad本体の側面にマグネットでくっつけることができます。そして、くっつけている間は自動的にペン本体の充電が行われます。これがめちゃくちゃ便利。
ペンを使わないときや持ち運びをするときは、iPad本体にピタッ。ペンを使いたいときには、しっかりと充電されているため、iPad本体のバッテリーが切れない限り基本的に充電切れで使えないなんてことはありません。
サードパーティ製(他社)のスタイラスペンの場合、基本的にUSBケーブルなどを使って充電をする必要があります。スマホやタブレットを充電するようにペン本体もケーブルを繋いで充電する必要があるのですが、これが意外と面倒なんですよね。ペンのバッテリー残量を気にする必要もありますし。
Apple Pencil(第2世代)なら、気付いたらフル充電されている。これだけで買う価値はあります。
1度この充電方法になれたら、もう別のスタイラスペンは使えなくなる。それくらい画期的。
筆圧・傾きの検知が優秀
Apple Pencilを握って強く画面に押し当てれば線は太く、弱く画面に押し当てれば線は細くなります。この筆圧検知のおかげで、線の表現の幅が広がり、生きた文字やイラストを書くことができます。
また、ペンを斜めにすることで線の幅も強弱をつけることが可能。イメージとしては、鉛筆を極限まで斜めにしてササッと黒塗りしていくあの感じ。そういったこともApple Pencilなら上手く表現できます。
この機能は主にイラストを描きたい人向けですが、ノートとして使いたい方やちょっとした落書き、資料作りをiPadでしたい人にもおすすめ。この筆圧や傾き検知が優秀なおかげで、まるで紙にペンで文字を書いたかのようなデジタル感のない手書き感を味わうことができるでしょう。
ダブルタップが想像以上に便利すぎる
Apple Pencil本体を指でポンポンと叩くと、自動的にペンから消しゴムに切り替わります。これはApple Pencilの機能の1つで、ダブルタップをすることでペンと消しゴムを切り替えるというもの。
最初はこんな機能必要かな?と思っていましたが、使いこなしていくうちにダブルタップの有り難さを実感。サッと書いて間違えた場所はサッと消しゴムに切り替えて消せる。これは便利。
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Apple Pencil 第2世代は第1世代と何が変わった?
モデル | 第1世代 | 第2世代 |
---|---|---|
価格 | 11,880円(税込) | 15,950円(税込) |
サイズ | 175.7mm × 8.9mm | 166mm × 8.9mm |
重量 | 20.7g | 20.7g |
接続方法 | Bluetooth | Bluetooth |
充電方法 | Lightning | iPadにくっつける |
Apple Pencil 第2世代は、第1世代と比較して何が変わったのか?順番に解説していきます。
充電方法が変わった
第1世代のApple Pencilは、ペン本体の上部にLightning端子を搭載。
このLightning端子をiPad本体の充電部分に差すことで、ペンの充電をすることができるようになっていました。
第2世代では、先ほども紹介したとおりiPad本体にピタッとくっつけるだけで充電ができるようになったことで、より便利に使いやすくなりました。
ペンの重心が少し異なる
これは第1世代と第2世代両方を実際に使ってみないと分からないと思いますが、第1世代よりも第2世代の方がペン先に重心が寄っており、個人的にはとても書きやすい。
第1世代はペン本体の上部にLightning端子を搭載しているからか、使っているとペンが振り回されるような感覚になります。慣れてしまえば気にならないのですが、僕は第2世代の方が使いやすいと思います。
対応モデルに違いがある
Apple Pencil | 第1世代 | 第2世代 |
---|---|---|
iPad | 第6〜9世代 | 非対応 |
iPad Air | 第3世代 | 第4世代以降 |
iPad Pro | 12.9インチ (第1〜2世代) 10.5インチ 9.7インチ | 12インチ (第3世代以降) 11インチ (第1世代以降) |
iPad mini | 第5世代 | 第6世代 |
Apple Pencilは、それぞれ世代ごとに対応しているiPadのモデルが違います。第2世代の方が良いからという理由で買おうとしても、いざ自分の使っているiPadのモデルが対応していなければ使うことはできないので注意。
Apple Pencilは、高くても買う価値はある
Apple Pencilは、他のスタイラスペンと比べて価格が高いのは間違いないですが、スタイラスペンというのは1度買えば基本的にはずっと使えるもの。そのずっと使えるものに初期投資として高いお金を払う価値が、第2世代のApple Pencilにはあります。
もし、第1世代のApple Pencilと他社のスタイラスペンで迷っているのであれば、正直に言うと他社の安いスタイラスペンでも良いと思います。しかし、第2世代のApple Pencilと他社のスタイラスペンで迷っているのであれば迷わず第2世代のApple Pencilを購入すべきでしょう。
- iPad本体にくっつけるだけで充電が可能
- 筆圧・傾きの検知機能付き
- ダブルタップが便利
- 価格が高い
- 対応しているモデルが限られている
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