YOMUDAKEとは、電子書籍・本情報WEBマガジンです。電子書籍やアプリ、おすすめの本などの情報について発信中。
Kindle端末は8GBで十分?1GBで何冊保存できるのか1冊あたりの保存容量を検証
サッと解説すると
- Kindle端末を買うときに気になるのが保存容量
- 1GBに対して活字本なら350冊・漫画なら20冊入る計算
- 漫画好きなら16GB以上がおすすめ
電子書籍のKindle本に特化した電子書籍リーダー「Kindle端末」を購入する際に気になるのが保存容量。
Kindle端末は、購入して後から保存容量を増やす手段がありません。なので、購入するときにどの保存容量を選ぶかが重要になってきます。
この記事では、Kindle端末で1GBあたりでどのくらい保存できるのか?を検証しつつ、目的別におすすめの保存容量・モデルを紹介していきます。
Kindle端末はモデルによって保存容量も異なるので、自分の使い方に合ったモデルと容量を選びたいですね
知りたいところへジャンプ
Kindle端末1GBで何冊保存できるか検証
まず先に結論から書いていくと、Kindle端末1GBで保存できる冊数の目安は下記のとおり。
活字本 | 約350冊 |
漫画 | 約20冊 |
小説やビジネス書といった活字の本の場合、1冊あたりの保存容量が少ないため1GBあれば約350冊ほど保存することができます。
一方、漫画の場合は1冊あたりの保存容量が大きいため、1GBでも約20冊ほどしか保存することはできません。
活字本(小説・ビジネス書など)の1冊あたりの保存容量
タイトル | 容量 |
---|---|
運転者 未来を変える過去からの使者 | 1MB |
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣 | 2MB |
人工知能は人間を超えるか | 3MB |
図解強化版 思考は現実化する | 4MB |
小説やビジネス書といった活字の本の場合、単純に文字だけしかないことが多く、必然的に1冊あたりの保存容量は小さくなります。
本によっては、図解や写真などを多く掲載されているものもありますが、そういった本であれば1冊あたりの保存容量は大きくなっていきます。
基本的には、活字の本は1冊あたり約3MBで計算しておけば良いと思います。
結果
1冊あたり3MBで計算すると1GBで約350冊ほど保存することができます。
活字本であれば1GBでもたくさんの本を保存することができるんですね。
漫画の場合
タイトル | 容量 |
---|---|
チェンソーマン(1巻) | 31MB |
キングダム(1巻) | 49MB |
あっぱれ!浦安鉄筋家族(1巻) | 47MB |
漫画の場合、出版社や本の中身によって大きく前後します。1つ言えるのは、活字の本と比べて1冊あたりの保存容量は圧倒的に増えるということ。
また、Kindle端末ではカラーの表示ができませんが、表紙やカラーページが多い漫画では1冊あたりの保存容量は更に増えていきます。
カラー版を除く一般的な漫画作品であれば、1冊あたり約50MBの保存容量で計算しておけば大丈夫でしょう。
結果
1冊あたり50MBで計算すると1GBで約20冊ほど保存することができます。
漫画が好きな人は、保存容量はなるべく大きいものを選んでおいた方が良いみたいだね
Kindle端末:8GB・16GB・32GBで何冊保存できる?
Kindle端末の保存容量「8GB・16GB・32GB」では何冊の本が保存できるのか計算したものがこちら。
容量 | 活字本 | 漫画 |
---|---|---|
8GB | 2,800冊 | 160冊 |
16GB | 5,600冊 | 320冊 |
32GB | 11,200冊 | 640冊 |
活字の本をメインに読むという方であれば、8GBでも十分保存することができるでしょう。しかし、漫画をメインに読みたい方であれば16GBは欲しいところ。
Kindle端末のモデルによっては、32GBの容量は選べないものもあるので注意してくださいね
Kindle端末の保存容量がいっぱいになったらどうするの?
Kindle端末の保存容量がいっぱいになってしまった場合。
新たにKindle本を購入してダウンロードすることはできないの?と気になるかもしれませんが、そんなことはありません。
- Kindle端末から不要な本を選んで端末から削除
- 削除した本は端末から消えるだけであって、アマゾンのクラウド上には保存されています
- また読みたくなったときに再ダウンロードすればOK
Kindle端末から本を削除すれば、削除した分だけ容量に空きができるわけですね
Kindle端末から本を削除したら、また読みたくなったときに買わないといけないのでは?と心配されるかもしれませんが大丈夫です。
端末から削除しただけであって、本を購入した権利は残っているので、読みたくなったときには無料で再ダウンロードをするだけ。
結論、Kindleの保存容量がいっぱいになったら今すぐ読まない本は削除して容量を空ければOK。
保存容量・目的から考えるKindle端末の選び方
活字本を読む人に
おすすめ
機能面は妥協せず
本を読みたい人向け
ページ送りボタン必須。
大画面で漫画を読みたい人向け
なるべく安く。
でも漫画好きで32GB欲しい人向け。
New Kindle:価格を重視しつつ保存容量16GB欲しい人向け
POINT
- 約1万円で購入できて保存容量も16GBとお得
- 小説やビジネス書など活字本を読む人向け
- ディスプレイのサイズは6インチ。漫画を読むにはあまりおすめしない
最も価格が安いモデル。新型では保存容量が16GBにアップして価格は約1万円とよりお得になりました。
Kindle Paperwhite:機能を重視しつつ16GB以下で十分な人向け
POINT
- New Kindleのモデルにはない、防水機能と色調調節ライトの機能を搭載
- ディスプレイのサイズが6.8インチ
- 保存容量8GB・16GBから選べる
8GBでもNew Kindleの16GBより値段は高くなりますが機能やディスプレイのサイズを考えるとコスパとしては悪くないでしょう
Kindle Oasis:32GBの保存容量+ページ送りボタンが欲しい人向け
POINT
- 片手操作可能なページ送りボタンを本体に搭載
- 7インチのディスプレイで漫画を読みたい人にもおすすめ
- 最大32GBの保存容量を選べる
正直価格を考えると無理して買う必要はありません。漫画を読む人で32GB欲しいならシグニチャーエディションがおすすめ
Kindle Paperwhite シグニチャーエディション:価格を重視しつつ32GBの保存容量が欲しい人向け
POINT
- Kindle Paperwhiteの特別モデルで、通常モデルにはない明るさ自動調整機能を搭載
- 6.8インチのディスプレイ
- 最大32GBの保存容量を選べる
32GBの保存容量で比較するとシグニチャーエディションは、Kindle Oasisよりも約1万円安く買えるのでおすすめ
Kindle本1冊あたりの保存容量に関する情報のまとめ
本記事ではKindle本1冊あたりの容量から1GBで何冊ほどの本を保存できるのかについて解説しました。
- Kindle本1冊あたり活字本なら3MB・漫画なら50MBが目安
- 1GBの保存容量で活字本なら約350冊・漫画なら約20冊が保存できる
- 8GBのモデルなら活字本約2,800冊・漫画なら約160冊保存可能
- 32GBのモデルなら活字本約11,200冊・漫画なら640冊保存可能
先ほども解説したとおり、保存容量がいっぱいになった場合でも不要な作品を端末から消すことができるので、基本的にはKindle端末を買うなら8GBのモデルで十分。
もし、漫画をたくさん持ち歩きたいという方であれば32GBにしておいた方が良いかもしれませんね
コメント