毎年のようにiPhoneを買い替える必要はなくなってきたのかもしれない

2024-03-08

昔は、iPhoneを2年に1度のペースで買い替えたりしていました。

というのも、それが当たり前の時代で、キャリアでスマホを買っていたので買い替えた方がお得だったんですよね。iPhone機種変のタイミングで2年縛りのプランに加入すると実質0円的なやつです。

そんなiPhoneですが、もう短い期間で買い替えていく必要はないんじゃないかなという話をしていきます。

iPhoneを買い替える必要がなくなってきた理由

iPhoneを買い替える必要がなくなってきたと感じる2つの理由がこちら。

正直、現在のiPhoneの性能を考えると、ほとんどの人にとってはオーバースペックと言えるでしょう。

つまり、iPhoneの性能を持て余している状態。ユーザー側もそこまでの性能を求めていないはず。

そして新型iPhoneを見てみても、劇的に何かが進化したのか？と言われると微妙。カメラの性能は確かに年々良くなっていますが、驚くレベルかと言われればそうでもない。

結果、絶対に買わなきゃいけないレベル。時代に取り残されるレベル。といった進化は、現状見当たらなくなってしまったように感じます。

この数年、毎年のようにiPhoneの価格が値上げしています。

しかし、下の表をご覧ください。よく見てみると何かがおかしい。

実は、2020年に発売されたiPhone 12から4年間、ドルの価格は799ドルと変わっていません。

一方、我らの「円」で見てみると物凄い勢いで値上げしています。原因は円安。

今後も円安が続くのであれば、必然的にiPhoneの価格も上がっていくわけで。ユーザーからすればキツい。

毎年新型のiPhoneが発売されるタイミングで、最新のiOSも配信されます。

iOSのアップデートによって新機能が搭載されたり、セキュリティの向上などが期待されます。

そんなiOSには、サポート期間（アップデートができる期間）というものがあります。

このサポート期間が、iPhoneは長く作られています。つまり、1度新型を買ってしまえば長く使えるスマホと言えます。

こちらは過去のiPhoneのモデルとサポート期間をまとめたもの。

スクロールできます

発売年	モデル	サポート対象	サポート期間
2015年	iPhone 6S	iOS 15まで	6年
2016年	iPhone SE（第1世代）	iOS 15まで	5年
2016年	iPhone 7	iOS 15まで	5年
2017年	iPhone 8	iOS 16まで	5年
2017年	iPhone X	iOS 16まで	5年

ここ数年のサポート期間を見てみると、約5年ほどサポートの対象に選ばれていることが分かります。

2018年以降に発売されたiPhoneに関しては、2023年に配信される「iOS 17」でもサポートの対象に選ばれています。ちなみにこのiOS 17では、iPhone 8とXがサポートの対象から外されました。

このように見てみると、iPhoneは新型のタイミングで購入すれば約5年は使える計算になります。

iPhoneを長く使う上で忘れてはならないのが、バッテリーの状態です。

iPhoneは使えば使うほど、バッテリーは劣化していきます。バッテリーが劣化すると、フル充電した場合でもバッテリーの減りの速さに気づくはずです。

バッテリーの交換は、モデルにもよりますが1回約1万〜2万円ほど。

バッテリーの交換だけで1万円と考えると高いですが、新しくiPhoneを買い替えることを考えると費用は10分の1に抑えられるためお得と言えます。

ということで、まとめると「もうそんなにiPhoneは買い替えなくても良いんじゃないかな」という結論に至りました。

1度新型を買ったら長く使って、また自分のタイミングが良きところで買い替える。新型を追うように買い替えるような時代ではないのかなって。

そうなってくると、今度はいつ新型iPhoneに買い替えるべきか？というタイミングの問題が出てきそうですね。

YOMUDAKE POINT

ちなみに僕は今回、2023年に発売される新型のiPhone 15 Proに買い替えます。選んだ理由はいくつかあるのですが、ざっくりと言えばこのiPhone 15 Pro買っておけば余裕で5年は満足して使えると思えたからです。