【評価】楽天モバイルをレビュー|ユーザー目線で語るメリット・デメリット【口コミ】
こんにちは、楽天モバイルユーザーのわいし(@yshi_blog)です。
今回は、2020年にドコモ・au・ソフトバンクと並ぶ大手キャリアの仲間入りを果たした楽天モバイルをレビューしていきます。
楽天モバイルへ乗り換えたきっかけは、1年無料キャンペーンでした。そのときに乗り換えて使い始めたのですが、無料キャンペーンが終わった今でも他社へ乗り換えずに楽天モバイルを継続して使っています。
この記事では、現役の楽天モバイルユーザー目線で楽天モバイルの料金プランや使って感じたメリット・デメリットなどを評価していきたいと思います。楽天モバイルへ乗り換えを考えている方に少しでも参考になれば幸いです。
楽天モバイルで正式にiPhoneも使えるようになりましたし、乗り換えやすくもなりましたよ!
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楽天モバイルの料金プランは段階式で使いやすい
楽天モバイルの料金プランはシンプルに1つだけ。毎月のデータ使用量によって料金が変わる段階式となっています。それでは細かい料金プランについてまとめていきます。
キャリア | 楽天モバイル |
---|---|
月額料金 | 1GB以下(0円) 3GB以下(1,078円) 20GB以下(2,178円) データ無制限(3,278円) |
通話料 | 22円 / 30秒 |
通話オプション | 10分通話かけ放題 (月額1,100円) |
Rakuten Link | 無料の専用アプリ (国内通話かけ放題) |
4G・5G | 対応 |
キャリアメールの付与 | 提供予定 |
楽天モバイルの魅力は何と言っても1GB以下なら0円ということ。そして3GB以下・20GB以下で料金が変動していき、最大月額3,278円(税込)でデータ無制限で使い放題。
つまり、データの使用量が少ないライトユーザーから、毎月のデータ使用量が多いヘビーユーザーまで全てのユーザーに適したプランとなっています。いちいち自分のデータ使用量に応じてプランを変更しなくても良いというのも魅力の1つ。
楽天モバイルのメリット
複雑な条件がない
スマホの料金プランで良くあるのが、一見安そうに見えて複雑な条件があるパターン。
光回線の加入や家族割適用など色々な条件を全て満たすと安くなるなど。
楽天モバイルの場合は、そういった複雑な条件はありません。逆に言えば何らかの条件を満たせば安くなるといったこともありません。家族割などもなし。提示されている料金プランがそのまま月額料金へと反映される仕組みです。
えー安くなる条件ないの?と思うかもしれませんが、むしろ提示された料金だけを見て判断することができるので、とても分かりやすくて僕は気に入っています。
本当に1GB以下に抑えれば0円で使える
楽天モバイルは1GB以下なら0円!って言うけど本当に0円で使えるの?と気になっている方に向けて、実際の楽天モバイルからの請求書が上の画像になります。
ご請求額というところが0円になっていますよね。
ちなみに通話代などが発生している場合は、基本料金0円にプラスして通話料が請求されます。
特別な条件やオプションの加入なども必要なし。単純にその月のデータ使用量が1GB以下なら請求額は0円になります。
Rakuten Linkが便利
楽天モバイルユーザーになると誰でも無料で使える専用アプリ「Rakuten Link」というものがあります。
通話とSMSのやり取りをすることができるアプリですが、このアプリの何が凄いって無料で国内通話かけ放題が使えるということ。しかも、特別な条件やオプションへの加入も一切必要なし。
イメージとしては、LINEのようなアプリに近いですが、LINEと大きく違うポイントがあります。
- 相手が楽天モバイルユーザーである必要はなし
- 相手が固定電話でもOK
つまり、相手が他社でも固定電話でも関係なく、Rakuten Linkを使って電話をすれば通話代は発生しません。
ここでお察しの良い方はお気づきかもしれませんが、このアプリはデータ通信を使って通話を行います
それなら通話中はデータ利用料が増えて結果的に今月のデータ使用量に影響するのねと思うかもしれませんが、なんとRakuten Linkを使っての通話はデータ利用量にカウントされません。
Rakuten Linkを利用したメッセージの送受信、電話の発着信は、プラン料金を決定するデータ利用量にはカウントされません。また、高速データ容量を消費せず、ご利用いただけます。
楽天モバイル
これは本当に凄い。使い方次第では毎月1GB以下に抑えれば国内通話かけ放題付きで0円という使い方もできるわけです。
基本的に通話は使いませんが、いざ使うときがあっても通話代を気にしなくて良いのは嬉しい
ただし注意点としては、音質はそこまで良くはありません。もし、音質を気にするので10分通話かけ放題(月額1,100円)に加入して、スマホに標準搭載されている通話アプリの使用をおすすめします。
楽天市場で買い物をする際にSPUが+1倍になる
楽天にはSPU(スーパーポイントアッププログラム)といって、楽天の対象サービスを利用すればするほどポイントの倍率が上がっていき、楽天市場で買い物をした際に貰えるポイントが増えるという仕組みがあります。
その対象サービスの1つに楽天モバイルを契約という項目があり、楽天モバイルユーザーになるだけで自動的にポイントが+1倍になります。楽天市場で買い物を良くされる方や楽天経済圏というものを活用したい方にもおすすめ。
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楽天モバイルのデメリット
地方や田舎では楽天回線が届いてないエリアも
2020年にキャリアへ参入したばかりということもあり、主要都市では楽天回線エリアでカバーされていますが、地方や田舎の方へ行くと楽天回線エリア外のことも。
楽天回線エリア外の場合はどうなる?
パートナー回線としてauから回線を借りているので、au回線で繋がることもあります。au回線の場合は毎月5GBまでしか使うことができませんが無料で利用可能。
回線エリアについては楽天モバイルの公式サイト(
プラチナバンドを持っていない
楽天モバイルの残念なところは、大手キャリア4社のなかで唯一プラチナバンドを持っていないこと。
電波には周波数帯というものがあり、高い周波数帯・低い周波数帯で特徴が異なります。
周波数帯を使い分けることでユーザーがどこにいても圏外にならず、電波に繋がるようになっています。
低い周波数帯は障害物や壁などに強く、建物の中にいたり地下にいても電波に繋がりやすいのいう特徴があります。その低い周波数帯をプラチナバンドと呼ぶことがあり、主に700MHz帯〜900MHz帯を指します。
バンド | 周波数 | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|---|
Band 28 | 700MHz帯 | ◯ | ◯ | ◯ | |
Band 18/26 | 800MHz帯 | ◯ | ▲ | ||
Band 19 | 800MHz帯 | ◯ | |||
Band 8 | 900MHz帯 | ◯ | |||
Band 11 | 1.5GHz帯 | ◯ | ◯ | ||
Band 21 | 1.5GHz帯 | ◯ | |||
Band 3 | 1.7GHz帯 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Band 1 | 2.0GHz帯 | ◯ | ◯ | ◯ | |
Band 42 | 3.5GHz帯 | ◯ | ◯ | ◯ |
上の表は大手キャリア4社がそれぞれ扱っている周波数帯をまとめたものになります。
先ほど紹介したプラチナバンド(700MHz帯〜900MHz帯)の項目を確認して頂ければお分かり頂けるかと思いますが、楽天モバイルはこのプラチナバンドを1つも持っていません。
800MHz帯の項目は「▲」にしていますが、これはパートナー回線としてauの回線を借りているので三角で表しています。パートナー回線が撤退すると楽天回線は1.7GHz帯のみとなります。
つまり、障害物の多いエリア(ビル裏や地下など)では電波に繋がりにくいということが起きやすいのが楽天モバイル最大のデメリット。必ずしも圏外になるわけではありませんが、リスクは高いです。
プラチナバンドは貰える?
電波に関しては総務省に権限があるため、楽天モバイルが自力でプラチナバンドを用意することは不可能。今後、総務省から楽天モバイルにもプラチナバンドが与えられればこの問題は改善されるはず。
都会に住んでいる人は困るかもしれないですね・・・
楽天モバイルのレビューまとめ
2020年に大手キャリアへ仲間入りを果たす前は、元々楽天モバイルはドコモとauの回線を借りて格安SIMのサービスを行っていたんですよね。そこから自社回線を用意して大手キャリアとしてサービスを開始するわけですが、まだまだキャリアの日が浅いということもあり、電波なども含めて他社と比べると物足りない部分も。
しかし、そこを考慮しても料金プランとRakuten Linkの魅力に勝るものはありません。
楽天モバイルの1年無料キャンペーンが終わったら他社へ乗り換えも考えていましたが、今でも継続して利用しているのはこの料金プランのおかげ。もし、楽天モバイルを超える魅力的なプランを他社が提供したら乗り換えるかもしれませんけどね。
というわけで、以上、今回は楽天モバイルユーザーの僕がユーザー目線で楽天モバイルをレビューしてみました。
この記事では、現役の楽天モバイルユーザー目線で楽天モバイルの料金プランや使って感じたメリット・デメリットなどを評価していきたいと思います。楽天モバイルへ乗り換えを考えている方に少しでも参考になれば幸いです。
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