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わいし
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スマホ・タブレット・パソコンのようなガジェットが好き。ミニマルなデザインのモノも好き。なるべくモノは少なく、デジタル化で穏やかに暮らしたい。

【未来】キャリアはスマホの端末を売らなくなるのでは?と思っています


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総務省の「改正電気通信事業法」によって10月から色々とルールが代わりますが、その中の1つに「端末代の割引上限」というのがあります。

 

これについて、Appleは「それじゃーAppleが損するやないか!」と怒っているようですが、その辺にも触れつつ「最終的にはキャリア(ドコモやauなど)は、スマホの端末を販売しなくなるんじゃないかなー」という予想について書いていきます。

 

目次

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総務省の改正電気通信事業法によって端末代の割引に規制が入ります

「プラン+端末」をセットでユーザーに提供してきた

元々日本では「プラン」と「端末」をセットにして実質負担額という言い方をしてユーザーに端末を安く提供してきました。

 

そこから「分離プラン」というのが誕生して、「プランはプラン、端末は端末で分けてユーザーに提供しましょう」という考え方になりました。

日本のスマホの通信料(プラン)って高いよね?ってところで、「分離プラン」がスタートしました。「プランの料金を値下げします。その代わり今までのような端末の割引はしません」というのがポイント。

 

スマホの端末の割引上限が2万円となります

10月からの規制によって「端末代の割引上限は、2万円まで」となります。

つまり、スマホの端末をどれくらい安くユーザーに提供するか?という部分はキャリア(ドコモやauなど)側で調整できましたが、今後は上限に規制が入ります。

 

型落ちスマホの割引についても新ルールが適用

型落ちスマホの割引については、このようなルールになります。

  • 新型スマホの割引上限は、2万円
  • 最終調達日から24ヶ月経過した場合は、最大5割引き
  • 製造が中止された場合は最終調達日から12ヶ月経過で最大5割引き
  • 製造が中止された場合で最終調達日から24ヶ月経過で最大8割引き

キャリア側がスマホ製品を調達した日から1年経っている(在庫)モノについては、半額で売ることが可能。そのスマホの機種は作られていない場合は、更に割引してユーザーに提供できるという事になります。

 

Appleが辛いところは、型落ちiPhoneが安くならないところです

型落ちiPhoneの割引条件を見て気づいた人もいるかもしれませんが、「最終調達日」「製造中止」という言葉が並んでいます。

 

iPhoneは、サポート期間が比較的長いので古いiPhoneでも問題なくアップデートができて利用することができたりします。これがメリットの1つだと思うのですが、今回のルールでは逆にそれが仇となります。

 

「古いiPhoneでも問題なく使える = 需要がある」という事なので、製造は続きますし定期的にショップなどにも流通します。

つまり、今回のルールを適用して考えると型落ちiPhoneでも「製造は続いているし定期的に調達できるよね?」という事で割引の上限は2万円のままという事になります。

 

 

キャリアが端末を売る時代が終わるんじゃないかな?と思ったりしてます

この規制は、あくまでキャリアが端末を売る場合です

ドコモやauといったキャリアでスマホの端末を購入する場合のみの話です。

 

「Appleから直接買えば良いのでは?」というとその通りです。ただし、結局はAppleが販売する価格のお金をそのまま支払う必要がありますが。キャリアがサポートしてくれる事はありません。

 

最終的には、キャリアはスマホの端末を販売していない気がします

「キャリアで購入してもスマホの端末は安くないよね」という事になっていけば、徐々にキャリアでスマホを購入するメリットがない事に気づく人も増えてきます。

 

キャリア側もスマホの端末でアピールしてユーザーを引き込むということが難しくなります。特にiPhoneってめちゃくちゃ優遇されて売られてきましたしね。

なぜ日本はiPhone大国なのか?高級iPhoneを皆当たり前のように持っているのかについては、「【割引上限】iPhone大国の日本でユーザーはどうする【高級品へ】」で書きました。

 

家電量販店でSIMフリーのiPadを販売し始めている

ビックカメラがSIMフリーのiPadの取り扱いを開始してニュースになりました。

 

Apple製品のSIMフリー端末を家電量販店が販売するというのは、凄い事だったりします。その時に、iPhoneも来るのでは?とワクワクして書いた記事「ビックカメラでSIMフリーiPadの取り扱い開始【これはiPhoneも来るか?】」がこちらになります。

 

そして、ヨドバシカメラもSIMフリーのiPadの取り扱いを開始しました。

家電量販店にApple製品のSIMフリーが当たり前のように並ぶ日も近いかもしれません。

 

家電量販店で購入するメリットは、沢山あります

  • 他の店と競争がある
  • その店のポイントが付く
  • コード決済で更にポイントが付く
  • オンラインショップもある

 

こうやって見るとメリットだらけです。

 

家電量販店なので他店との競争があります。そのお店で購入する事でお店のポイントが付きます。お店側も競争があるのでポイントを沢山付与しようとします。

コード決済をすれば、「PayPay」や「LINE Pay」などにポイントが入ります。オンラインショップもあるので自宅で全て済みます。

 

理想は端末を自分で購入して自由に契約をする世界

今回はAppleを例に出しましたが、別にAndroidでも良いわけです。

 

家電量販店でスマホを触ってSIMフリーの端末を購入。後は、SIMカードを入れてスマホを使う。ここの会社ちょっとダメだなと思ったら別の会社と契約してそこの会社のSIMカードを入れて使うみたいなのが理想だったりします。

 

違約金1,000円になりますし、格安SIMも充実してきているので「ここの会社と契約したから何も考えず5年10年使います」みたいなのは終わるのかなーと思ったりしています。

 

 

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