iPhoneのバッテリー交換の目安は?買い替えも考えるならココを確認
要約すると
- 交換の目安はバッテリー最大容量が80%未満
- バッテリー交換の時期は注意しておいた方が良い
- 3〜4年使ってバッテリーを交換。その後2〜3年使うと長く使える
iPhoneを長く使っているとバッテリーが徐々に劣化していき、バッテリーの減りの早さが気になり始めます。
そこで、iPhoneのバッテリーを交換する目安と時期(タイミング)について解説していきます。
iPhoneのバッテリー最大容量の確認方法
- 「設定」アプリをタップ
- 下の方にある「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態と充電」をタップ
- 最大容量という項目で確認
新品のiPhoneであれば、バッテリーの最大容量は「100%」になっています。
最大容量とは
新品のiPhoneをフル充電した状態を「100%」として計算しています。つまり、95%と表示されている場合は、フル充電して100%にしたとしても、新品のiPhoneで言えば95%分しか充電できていないということになります。
このバッテリーの最大容量は、iPhoneを使用している期間や充電回数によって劣化していき、少しずつ減っていきます。
バッテリー交換の目安は最大容量80%未満
では、iPhoneのバッテリーを交換する場合の目安について解説します。
何%になったら交換すべき!といったことはありませんが、あくまで日常的にiPhoneを使用している方であれば最大容量80%未満になるとバッテリーの減りの早さが気になるはず。
YOMUDAKE POINT
日中iPhoneをほとんど触らない方であれば、バッテリーの最大容量は気にしなくても良いでしょう。ヘビーユーザーであれば、やはり最大容量80%を切ってくると厳しい。
最大容量80%を切るのは約3年使ったくらいから
では、iPhoneのバッテリーの最大容量が80%を切るのはいつ頃か?というと、約3年ほど使っていると最大容量80%近くまで減っているはずです。
iPhoneをよく使う人だと3年。必要最低限のことしか使わない方であれば4年使っても最大容量80%代を維持できているかなと思います。
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iPhoneのバッテリーを交換する時期について考える
iPhoneのバッテリーを交換する時期(タイミング)を考える際に、2つの点について抑えておく必要があります。
iOSのサポート期間
iPhoneは、基本的に毎年9月頃に発売される新型iPhoneに合わせてiOSの大型アップデートが行われます。このアップデートのサポート期間は「約5年」となっています。
バッテリー交換の費用
Apple StoreでiPhoneのバッテリーを交換してもらう場合、モデルにもよりますが約1,5000円かかります。
何が言いたいのかと言うと、iPhoneのバッテリー交換は時期(タイミング)を考えておきたいということ。
iPhoneのバッテリー交換の費用を調べる方法
Appleの公式サイトからバッテリー交換の見積もりを確認することができます。
iOSのサポート期間から逆算すると3〜4年目くらいで交換
せっかくiPhoneのバッテリーを交換したのに、すぐiPhone自体が使えない状況になってしまったというのは避けたいですよね。
iOSのサポート期間だけで言えば、新型iPhoneを買ってから約5年間は使える計算になります。つまり、5年間は最新のバージョンにアップデートができます。
では、5年を過ぎたらiPhoneは使えなくなるのか?というと、そうではありません。
iOSのサポートが終了したらどうなる?
iOSのサポート期間を過ぎると、最新のiOSのバージョンにアップデートができなくなります。iOSのバージョンに合わせてアプリなども作られているため、必然的に古いバージョンでは使えないアプリが出てきます。
サポート期間が終了した場合でも、利用するアプリ次第では+2〜3年は使えます。
YOMUDAKE POINT
最新のバージョンにアップデートできないことで、iPhone自体の新機能などはもちろん使うことができません。アプリのことも考えるとやはりサポート期間終了に合わせて買い替えるのが理想。
ということで、長く使うためにiPhoneのバッテリーを交換するのであれば3〜4年目くらいで1度バッテリーを交換しておいて、残り2〜3年使って買い替えるのが個人的にはおすすめ。
バッテリー交換するか買い替えるか?
iPhoneのバッテリーを交換するか買い替えるべきかで悩む人も多いと思います。
買い替えではなく、バッテリーの交換を選ぶべき人がこちら。
バッテリーの交換を選ぶべき人
- バッテリーの最大容量が80%未満
- 今使っているiPhoneが発売から5年未満
- iPhoneのスペックに満足している
新型iPhoneに買い替えると約10万円〜20万円ということを考えると、今のiPhoneに不満がないのであればバッテリー交換に15,000円払って2〜3年長く使うのが賢い選択だと思います。
逆に新型iPhoneに買い替えるべき人はこちら。
新型iPhoneに買い替えるべき人
- バッテリーの最大容量が70%未満
- 今使っているiPhoneが発売から5年以上経っている
これはあくまで個人的にですが、発売から5年以上経過しているiPhoneを使っているのであればサポート期間は終了しているかギリギリです。
それならお金払ってバッテリーを交換するよりも新型iPhoneを買っておいた方が結果的にお得だと言えます。
YOMUDAKE POINT
iPhoneに買い替えるなら型落ちよりも新型iPhoneをおすすめします。型落ちは安い分、サポート期間もその分短くなってしまうため、買い替えるなら新型iPhoneを買って大事に長く使った方が良いでしょう。
まとめ
- iPhoneのバッテリー交換の目安は「最大容量80%」を切ったら
- バッテリー交換の時期(タイミング)は、3〜4年使ったくらいがおすすめ
- 5年以上使っているiPhoneであれば、新型iPhoneに買い替えがおすすめ
iPhoneのバッテリー交換を考える方というのは、今のiPhoneに満足していてなるべく長く使いたいという方だと思います。
しかし、iOSのサポート期間やアプリのことを考えるとやはり限度があるため、バッテリー交換をするなら3〜4年くらいのタイミングがおすすめ。
そしてバッテリー交換後に2〜3年使って、トータルで6〜7年使って新型iPhoneに買い替えるというのが長く使うための賢い選択だと思います。
YOMUDAKE POINT
円安の影響などで年々iPhoneの価格が上昇しています。できれば買い替えを控えて今のiPhoneを長く使いたいですよね。バッテリー交換であれば新型を買うよりも約10分の1の出費で済むため、バッテリーの減りだけが気になるのであればバッテリー交換がおすすめ。
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