iPhoneって何年使えるの?結論「5年」が目安
iPhoneって1度買ったら何年使えるんだろう。
最近のiPhoneは、スペック面で言えば十分すぎるものを搭載していますし、価格を考えてもできるだけ長く使いたい!と思う人が増えてきたはず。
そこ今回は、iPhoneをいくつかの視点に分けて何年使えるのか検証していきます。
iOSのサポート期間から考える
iPhoneは、毎年9月ごろに新型モデルが発表されます。
そのタイミングで最新のiOSもアップデートされます。
過去のアップデート
- 2021年:iOS 15が登場
- 2022年:iOS 16が登場
- 2023年:iOS 17が登場
このiOSのアップデートによって、新しい機能が使えるようになるわけですが、全てのiPhoneモデルが最新のiOSにアップデートできるわけではありません。
これが、iOSのサポート期間です。
サポート期間は「約5年」
下の表は、iPhoneが発売してからサポートが切られるまでの期間をまとめたものです。
発売年 | モデル | サポート対象 | サポート期間 |
---|---|---|---|
2015年 | iPhone 6S | iOS 15まで | 6年 |
2016年 | iPhone SE(第1世代) | iOS 15まで | 5年 |
2016年 | iPhone 7 | iOS 15まで | 5年 |
2017年 | iPhone 8 | iOS 16まで | 5年 |
2017年 | iPhone X | iOS 16まで | 5年 |
基本的に約5年間はサポートの対象に含まれており、それ以降はサポートの対象から外されるといった形になっています。
YOMUDAKE POINT
例えば、2023年に配信される「iOS 17」では、2017年に発売されたiPhone 8・Xのサポートが外されてしまいました。つまり、iPhone8・Xは、2017年〜2022年の5年間は最新のiOSが使えたということになります。
サポートの対象から外されたiPhoneはどうなる?
サポートの対象から外されてしまったiPhoneは、最新のiOSにアップデートすることはでしません。とは言いつつも、今すぐiPhone自体が使えなくなるといったことはありません。
ただし、最新のiOSにアップデートできないことによるデメリットはあります。
デメリット
- 新しい機能を使うことができない
- アプリによっては、古いiOSのバージョンでは動かせないものが出てくる
こういったデメリットを考えると、最新のiOSにアップデートできない状態が続くのは、あまり良いとは言えないでしょう。
iPhoneのバッテリー劣化から考える
iPhoneのバッテリーは、使えば使うほど劣化していきます。
バッテリーの劣化は、バッテリーの減りの速さで感じることが多いです。
iPhoneには、設定アプリからバッテリーの状態を確認することができますが、最大容量が80%を切ってくるとバッテリーの交換を考えても良いかもしれません。
バッテリーの状態の確認方法
iPhoneの「設定」アプリをタップ → 「バッテリー」をタップ → 「バッテリーの状態と充電」をタップ → 「最大容量」の部分をチェック。
3〜4年使っているとバッテリーの劣化を感じるかも
バッテリーの劣化スピードは、iPhoneのモデルや使用頻度(充電頻度)によって異なるため、一概には言えませんが、基本的に3年ほど使っていると劣化を感じるはずです。
バッテリーの交換は、iPhoneの修理ショップやAppleなどで行うことができます。iPhoneのモデルにもよりますが約1〜2万円の費用で行ってくれるはずです。
現状、今使っているiPhoneの性能に不満がないのであれば、新しく買い替えるよりもバッテリーを交換した方がお得だと言えます。
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Appleの公式見解では「3年」
Appleの公式サイトに掲載されている部分には、下記のように記載されています。
評価においては、最初の所有者を基準にした使用年数について、macOSまたはtvOSを搭載したデバイスは4年、iOS、iPadOSまたはwatchOSを搭載したデバイスは3年とするモデルを採用しています。ほとんどのApple製品は耐用年数がこれよりも長く、多くの場合最初の所有者から別のユーザーに譲渡または転売されるか、Appleによって回収されます。
Apple公式サイト
Apple的には「3年は使えますよ」という話。とはいえ「ほとんどのApple製品はこれよりも長く使われていますわ」という感じ。
実際、先ほども紹介した通りAppleのiOSは、約5年間はサポートの対象にしていることから、3年は快適に使える。5年間は最新のiOSを使わせてあげるといったスタンスでしょう。
iPhoneは何年使える? → 上手く使えば5年使える
iPhoneは何年使えるのか問題に、正しい答えはありませんが、個人的には「5年使える」と思っています。
iPhoneで何をするのか?どれくらいの頻度で使っているのか?にもよりますが、3年は問題なくは使えるはず。その後、バッテリーの劣化などが気になる場合は、バッテリーの交換が必要になってくるでしょう。
結論、iOSのサポート期間から考えると約5年。バッテリーの劣化を考えると3〜4年が目安と言えます。
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