Kindle Paperwhiteをレビュー!使い方から読書専用端末の魅力まで徹底解説

こんにちは、電子書籍の本を買いまくっているわいし(@yshi_blog)です。
電子書籍のサービスはいくつかありますが、多くの方が利用しているのはおそらくAmazonのKindleだと思います。Kindleの本はアプリを入れればスマホやタブレットなどデバイスを選ばず読むことができますが、そのKindle本に特化したタブレットがあります。それがKindle端末。
Kindle端末は一般的なタブレットとは異なり、読書用に作られたタブレットです。そんなKindle端末にはいくつかモデルがありますが、今回は最も人気のモデル「Kindle Paperwhite」をレビューしていきます。

電子書籍派のみなさん、Kindle端末使ってみませんか?
この記事で紹介しているKindle Paperwhiteのディスプレイは6インチですが、新型は6.8インチと大きくなりました。
評価まとめ


メリット | デメリット |
---|---|
コスパ最強のモデル 特殊なディスプレイで疲れにくい 防水にも対応 | カラーで表示できない 図鑑や参考書などには不向き 漫画はギリ読めるレベル |


Kindle Paperwhiteとは


Kindle端末は、Kindle本を読書するために作られた専用のタブレットです。
大きく分けると3つのモデルで展開されています。
- Kindle
- Kindle Paperwhite
- Kindle Oasis
モデルによって価格や性能は異なりますが、そのなかでも最も価格と性能面でバランス良く、コスパ最強といわれているモデルが今回紹介する「Kindle Paperwhite」になります。
モデルの比較
![]() ![]() Kindle | ![]() ![]() Kindle Paperwhite | ![]() ![]() Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 8,980円 | 14,980円 | 29,980円 |
ディスプレイ | 6インチ | 6.8インチ | 7インチ |
容量 | 8GB | 8GB | 8GB / 32GB |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
フロントライト | 4個 | 17個 | 25個 |
重量 | 174g | 205g | 188g |
充電ケーブル | micro USB | USB-C | micro USB |
防水機能 | |||
ページ送りボタン |
それぞれのモデルを比較するとこんな感じになります。もっと詳しく知りたいという方ははこちら(Kindle(キンドル)端末の選び方とは?モデルを特徴別に比較し徹底解説)で解説していますので、ぜひご覧ください。
Kindle Paperwhiteのデザイン


Kindle Paperwhiteはシンプルなデザインで、画面下にKindleのロゴが刻印されています。本体の重量も一般的なスマホより軽いので、片手で持つことができますし、リュックやカバンに入れて持ち運ぶことも可能。


本体の背面には「amazon」のロゴが刻印されています。背面の素材はゴムっぽいので、手に馴染みやすく持ちやすい。床やテーブルに置いても傷が付く心配はほぼありません。ただし、指紋が目立ってしまうので、気になる方はケースを付けると良いかも。


本体の下側には電源ボタンと充電用のUSBポートが搭載されています。電源ボタンが下側に付いていることで、読書中に誤って指が触れて電源を切ってしまう人もいるかも?なぜ電源ボタンが本体の上に付けなかったのかは謎。


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Kindle Paperwhiteの使い方


文字のサイズ・行間・フォントの設定




Kindle端末でテキトーに本を開いた状態で、画面上部をタップ。メニュー画面が開くので左側にある「Aa」をタップすると、フォントや行間の設定をすることができます。
自分の読みやすいデザインに変更することができるので、まず最初にやっておくことをおすすめします。
気に入った場所は、ハイライト


学生の頃に教科書や参考書に蛍光ペンで線を引いた方も多いかと思いますが、Kindle端末でも自分が気に入ったところや覚えておきたいところを指でなぞるとハイライトといって線を引くことができます。
このハイライトを引いたところは自動的に保存されていき、エクスポートの機能を使えば自分宛てのメールアドレスにハイライトを引いた箇所を一括で送信することもできます。
1番手っ取り早くて便利なのがAmazonのサービスに「メモとハイライト」というものがあり、こちらでは書籍別に自分が引いたハイライトの箇所を一覧形式で確認することができます。



あとで見返すときや何かのプレゼンや資料に使いたいときにも便利ですよ
Kindle Paperwhiteの使い心地をレビュー


実際にKindle Paperwhiteを使ってみて感じたことをレビューしていきます。


特殊なディスプレイで紙とインクに近い


Kindle端末は特殊なディスプレイを採用しており、スマホやタブレットのような画面越しに文字を読むというより、本物の紙にインクで印刷をしたかのような表現をすることができます。
スマホやタブレットで本を読むと、どうしてもデジタル感が強く紙の本で読書をするよりも疲れるという人もいるかと思いますが、Kindle端末であればそういった問題も解決できると思います。



スマホなどの強い光で目が冴えてしまう僕も、Kindle端末なら寝る前に読書ができちゃいます
バッテリー持ちは異次元


Kindle端末のバッテリー持ちは異次元。
1度充電すれば使用頻度にもよりますが、1ヶ月は余裕で持ちます。
場合によっては2〜3ヶ月ほど持つこともあるので、一般的なスマホやタブレットのように毎日充電をする必要はありません。
あまりにもバッテリー持ちが良すぎるので、特殊なディスプレイということも相まって近未来の本みたいな感覚になったり・・・ならなかったり。



写真が動くハリーポッターの世界の新聞紙みたいな・・・ね?
漫画はギリギリ読めるサイズ


電子書籍の漫画はギリギリ読めるかな?というサイズです。
読めなくはないですが、漫画のセリフは意外と小さいので、快適にスラスラ読めるかというと微妙。
個人的には電子書籍の漫画を楽しみたいのであれば、10インチ以上のタブレットがおすすめ。実際、僕は漫画を読むとき10.9インチのiPadで読むようにしています。iPadとKindle端末の比較はこちらの記事(Kindle端末で漫画は読みにくい?iPadとどっちが読みやすいのか徹底比較)で解説しています。
参考書や図鑑のような本は不向き
電子書籍には参考書や図鑑のようなタイプの本も配信されています。そういった本は基本的にKindle端末には不向き。
というのも、参考書や図鑑系の本は2ページ見開きで見る前提で作られているものが多かったり、絵柄や図、写真などが掲載されていることもあるため、カラー表示できない小さなKindle端末ではやや厳しいと思います。
もし、そういった本も読みたいのであればある程度ディスプレイのサイズが大きいタブレットがおすすめ。


上の画像は、iPad Air(第4世代)でKindleの本を開いた写真です。ディスプレイが大きいと、このように2ページ分表示させてもちゃんと読むことができますし、カラーも表現できます。
参考書や図鑑のような本を読みたい人は、Kindle端末とは別にタブレットを用意することをおすすめします。
他人が引いたハイライトを確認できる


Kindle端末の面白いところは、Kindleユーザーが引いたハイライトの箇所を確認することができます。
例えば上の画像でいうと、3行目の文章のところに「888人がハイライト」と書かれていますよね。つまり、888人がここの文を良いと思ったり、メモとして残しておきたいと思った人がハイライトを引いたというわけです。
読書というのは基本的に1人で楽しむものですが、こうやって多くの人が引いたハイライトの箇所を確認できるというのは何だか面白いですよ。価値観とか感じ方は人それぞれだからこそ「ここをハイライトみんな引いてるなー」とか逆に「ここめちゃくちゃ良いのにハイライト引く人少ないんだ」みたいなことを楽しめたりもできます。
Kindle Paperwhiteの魅力まとめ
Kindle Paperwhiteの魅力をまとめると下記のとおり。
- Kindle本に特化した読書専用タブレット
- 本体の重量も軽く片手で持てる
- 特殊なディスプレイで紙とインクの質感を表現できる
- バッテリー持ちが良い
読書向けの端末としては素晴らしいのは間違いありません。特にあのKindleの特殊なディスプレイは本当に凄いので、ぜひ1度手に取ってみて確認してもらいたいですね。紙派の人もこれなら電子書籍へ移行して良いかも?と思えると思います。
評価まとめ


メリット | デメリット |
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コスパ最強のモデル 特殊なディスプレイで疲れにくい 防水にも対応 | カラーで表示できない 図鑑や参考書などには不向き 漫画はギリ読めるレベル |

