【2022】スマホはどこがお得?大手キャリア4社の格安プランを徹底比較
楽天モバイルがドコモ・au・ソフトバンクに並ぶ大手キャリアの仲間入りを果たしたことをきっかけに、各社様々な格安プランを提供開始。そこで、この記事では各社の格安プランの特徴を解説し比較していきます。
今回紹介する格安プランがこちら。
キャリア | プラン |
---|---|
ドコモ | ahamo(アハモ) |
au | povo(ポヴォ) |
ソフトバンク | LINEMO(ラインモ) |
楽天モバイル | Rakuten Unlimited |
スマホ代は毎月の固定費ですしちゃんと自分に合うキャリアを使いたいですね
ahamo:基本料に無料で5分かけ放題がセットで付いてくる
サービス名 | ahamo |
---|---|
回線 | ドコモ |
基本料 | 2,970円(税込) |
データ容量 | 20GB |
国内通話 | 5分無料付き |
通話料 | 22円 / 30秒 |
ahamo(アハモ)は、ドコモの格安プラン。月額2,970円(税込)で毎月20GB使えるプランのみを提供。
この月額2,970円の基本料には、5分かけ放題も付いてくるので通話をよく利用する人で通話オプションへの加入を考えている人にとってはお得。ただし、毎月20GBも必要ない人にとってはプランの選択肢がコレ1つしかないのが悩みどころ。
- ドコモ回線
- 月額2,970円で毎月20GBのプランのみ提供
- プランへ加入すると自動的に5分かけ放題がセットでお得
- 海外ローミングにも対応しており、追加料金なしで20GBまで82の国と地域で利用することが可能
- 20GBも必要ない人にとっては選択肢がないのが残念なポイント
ドコモ回線+20GB+5分かけ放題で2,970円と考えればめちゃくちゃお得ですね
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povo:自分でデータ容量を自由にカスタマイズ
サービス名 | povo |
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回線 | au |
基本料 | 0円 |
データ容量 | 0GB |
通話料 | 22円 / 30秒 |
povo(ポヴォ)は、auが提供するオンライン専用プラン。
基本料は0円で、そこに自分で好きなデータ容量を自由にカスタマイズできるというのが特徴。データ容量を追加しなければ0円で使うことができますが、通信速度は最大128kbpsと制限されており、ネット検索や動画視聴などをするには厳しい速度。povoの選べるデータ容量は下記のとおり。
データ | 期限 | 価格 |
---|---|---|
使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GB | 7日間 | 390円 |
3GB | 30日間 | 990円 |
20GB | 30日間 | 2,700円 |
60GB | 90日間 | 6,490円 |
150GB | 180日間 | 12,980円 |
このデータ容量の追加をpovoでは「トッピング」と呼びますが、トッピングするデータ容量にはそれぞれ使用期限が設けられています。例えば1GBをトッピングした場合は7日間、3GBをトッピングした場合は、30日間で使い切る必要があります。
- au回線
- 基本料0円(半年に1度何らかのトッピングをしないと自動解約になる)
- 150GB(180日間)をトッピングして6ヶ月で割ると、1ヶ月あたり25GBを2,163円で使えてお得
- 自分の毎月のデータ使用量を把握できていない人にとってはやや難しいプラン
大容量のプランを求めている人は、povoで150GBをトッピングして賢く使うのがおすすめ!
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LINEMO:LINEが使い放題のギガフリー
サービス名 | LINEMO |
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回線 | ソフトバンク |
基本料 | 990円 / 2,728円(税込) |
データ容量 | 3GB / 20GB |
通話料 | 22円 / 30秒 |
5分かけ放題 | +550円 |
かけ放題 | +1,650円 |
LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用の格安プラン。月額990円(税込)で毎月3GBまで使うことができる「ミニプラン」と、月額2,728円(税込)で毎月20GBまで使うことができる「スマホプラン」があります。
また、LINEMOユーザーになるとLINEアプリのトーク・通話・ビデオ通話がギガフリーに。簡単に説明するとLINEアプリでトークや通話をしても毎月のデータ通信量にカウントされない為、使い放題になります。
- ソフトバンク回線
- 3GB・990円のミニプランと20GB・2,728円のスマホプラン
- LINEのトーク・通話・ビデオ通話がギガフリー
他社と比較をしても3GBのプランならpovoと並ぶ最安値+LINEが使い放題と考えるとめちゃくちゃお得ですね
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楽天モバイル:毎月のデータ使用量で料金が変わる
サービス名 | 楽天モバイル |
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回線 | 楽天 |
基本料 | 1,078円〜3,278円(税込) |
データ容量 | 無制限 |
通話料 | 22円 / 30秒 |
10分かけ放題 | +1,100円 |
楽天モバイルは毎月のデータ使用量に応じて料金が変わる段階式。最低価格は3GB以下で月額1,078円(税込)。最大月額3,278円(税込)で無制限、つまりデータ使い放題という仕組みになります。
1つ前のプランでは1GB以下0円でしたが、2022年7月1日から新プランがスタート。既存ユーザーも自動的に新プランへ移行されるので、実質1GB以下0円が廃止。詳しくはこちら(楽天モバイルの新プランは1GB以下0円が廃止!既存ユーザーも強制移行なので注意)で解説。
楽天モバイルには「Rakuten Link」という専用アプリがあり、こちらのアプリを使用すると相手が他社でも固定電話でも国内通話かけ放題になります。通話を良く利用する方におすすめ。ただし、音質は微妙。
- 楽天回線
- 毎月のデータ使用量に応じて料金が変わる段階式。3GB以下(1,078円)・20GB以下(2,178円)・無制限(3,278円)
- 専用アプリ「Rakuten Link」を使えば無料で国内通話かけ放題
- 大手キャリア4社の中で唯一プラチナバンドを持っておらず、ビルや地下など障害物(壁)が多いエリアでは電波が繋がりにくいこともある
もし通話かけ放題のオプションを考えている方は楽天モバイルで「Rakuten Link」を使えばオプション代が浮くのでお得ですよ
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ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルを比較
ahamo | povo | LINEMO | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
回線 | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天 |
月額基本料 | 2,970円 | 0円 | 990円 / 2,728円 | 1,078 ~ 3,278円 |
データ容量 | 20GB | 1GB:330円 3GB:990円 20GB:2,700円 60GB:6,490円 150GB:12,980円 | 3GB / 20GB | ~3GB:1,078円 ~ 20GB:2,178円 無制限:3,278円 |
通話料 | 22円 / 30秒 | 22円 / 30秒 | 22円 / 30秒 | 22円 / 30秒 |
5分かけ放題 | 無料 | 550円 | 550円 | – |
15分かけ放題 | – | – | – | 1,100円 |
通話かけ放題 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 | – |
特典 | 海外ローミングに対応 ※82の国と地域で利用可能 | 基本料0円で持てる | LINEのトーク・通話・ビデオ通話がギガフリー | 専用アプリ「Rakuten Link」で国内通話かけ放題 |
基本料で比較
基本料 | データ容量 | データ追加 | |
---|---|---|---|
ahamo | 2,970円 | 20GB | 1GB 550円 |
povo | 0円 | 0GB | 1GB(7日間) 330円 ~ 150GB(180日間) 12,980円 |
LINEMO | 990円 / 2,728円 | 3GB / 20GB | 1GB 550円 |
楽天モバイル | 1,078 ~3,278円 | 無制限 | – |
単純に基本料で比較すると唯一0円でスマホを持つことができるのはpovo。ただし、通信速度を考えると現実的に0円で使い続けるというのは難しい。おそらく最も需要の高いであろう3GBのプランで比較すると月額990円で使えるpovoとLINEMOが安い。
逆に大容量プランを求めるのであればpovoで150GBをトッピングして1ヶ月あたり25GBを2,163円で使えるのでお得。それ以上を求めるのであれば楽天モバイルで月額3,278円で使い放題がおすすめ。
3GB以下のプランの場合
- povoなら基本料0円で使うことが可能だが、半年に1度何らかのトッピングをしないと自動的に解約になる可能性があるので注意
- 3GBのプランを使うなら月額990円で使えるpovoかLINEMOがおすすめ
大容量プランの場合
- povoで150GB(180日間)をトッピングすれば1ヶ月あたり25GBを2,163円で使える計算になるのでお得
- 上限なしの無制限のプランを望むのであれば楽天モバイル一択
通話料・通話オプションで比較
通話料 | 5分かけ放題 | 15分かけ放題 | かけ放題 | |
---|---|---|---|---|
ahamo | 22円 / 30秒 | 無料 | – | 1,100円 |
povo | 22円 / 30秒 | 550円 | – | 1,650円 |
LINEMO | 22円 / 30秒 | 550円 | – | 1,650円 |
楽天モバイル | 22円 / 30秒 | – | 1,100円 | – |
4社全て通話料は22円 / 30秒となっていますが、ahamoには自動的に5分かけ放題が無料で付いてきます。また、楽天モバイルには専用アプリ「Rakuten Link」があるため、こちらのアプリを使用すれば無料で国内通話かけ放題。
通話オプションに加入する場合
- ドコモ回線が良い+20GB必要なのであればahamoがおすすめ
- 毎月20GB以上使うのであればpovoで150GBをトッピング+5分かけ放題を付けても、1ヶ月あたり25GBを2,713円使えてお得
- 楽天モバイルなら専用アプリを使えば相手が他社でも固定電話でも通話し放題なのでオプション不要。音質の悪さに妥協できるのであれば楽天モバイルがおすすめ
特典
特典 | 内容 | |
---|---|---|
ahamo | 5分かけ放題 | 5分以内の通話が無料 |
povo | 基本料0円 | 0円でスマホが持てる |
LINEMO | LINE | トーク・通話がギガフリー |
楽天モバイル | Rakuten Link | 国内通話かけ放題 |
各社それぞれ他社とは異なる特典がありますが、個人的にはLINEMOと楽天モバイルが魅力的。
LINEMOユーザーであればLINEのトーク・通話・ビデオ通話がギガフリーになるため、毎月のデータ通信量にカウントされず、通信量を抑えることができます。楽天モバイルユーザーであれば先ほども紹介したとおり、Rakuten Linkを使えば国内通話がかけ放題になります。
まとめ
大手キャリア4社が様々な格安プランを提供していますが、自分は何を重視するのかをしっかりと理解しておくことが大切です。例えば、単純に回線を重視するのであればドコモ回線が良い人はahamoですし、ソフトバンク回線が良い人はLINEMOを選ぶべき。逆に価格を重視するのであれば、基本料0円で持てるpovoなど。
今の時代はなるべくフットワークは軽くして、新プランの発表や変更などの情報を素早くキャッチして即自分にあったプランを提供する会社へ移動できるようにしておきたいですね。
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